● 静岡県西部酪農経営継承協議会 概要
地域概要と協議会の設立経緯
- 静岡県西部酪農協同組合は、浜松市、湖西市、掛川市、菊川市の80km圏内
- 酪農家40戸、搾乳牛1,800頭(平成26年末現在)
- コントラクターによる飼料作付面積120ha(平成27年度現在)
- 平成18年度にTMRセンター、コントラクター組織、コンサルタント組織を設立。平成20年度よりTMRセンターを稼動
- 酪農家の年齢構成は、20代が1名、30代が3名、40代が9名であり、廃業に歯止めをかける必要性
- 経営継承システムの構築、新たな担い手育成等に向け、平成27年1月に「静岡県西部酪農経営継承協議会」を設立
協議会の取組概要
- 経営可能な法人経営の体質強化の取組み
- 搾乳頭数を300頭、年間2,700tの生乳生産量増加による2億7,000万円の地域収益増
- TMR年間利用量400t増により、1,700万円の販売額増
- 経営継承システムの構築のための取組み
- 規模拡大に向けた2法人の育成(平成26年度)
- 離農希望者、物件のリスト化、移転希望者の把握。平成32年に1法人による経営継承の実現
- 新たな担い手の育成と確保のための取組み
- 研修生の雇用ができる大規模経営体の確保
- 地元専門学校生等の受入
- 地域農業、地域コミュニティのための取組み
- 粗飼料生産拡大;(H27)120ha→205ha
- TMR飼料単価の低減;40円/㎏→37円/㎏
- 地域雇用の拡大;常勤雇用、パート人員を15名まで増員目標
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