● 大仙・仙北・美郷地域畜産クラスター協議会 概要
協議会の設立経緯と概要
- 地域の東は奥羽山脈につながり西は出羽丘陵に接しながら、その間に南北に流れる雄物川とその支流である玉川に沿って拓けた仙北平野で、県内有数の穀倉地帯を形成している
- 肉用牛の飼養農家数は259戸、飼養頭数は4,443頭。県・市町・JAが連携し、優良雌牛の管内保留を推進
- 1戸あたりの飼養頭数は、肉用牛繁殖経営で約10.2頭、肥育経営で約90.2頭。年々規模拡大が進んでいる
- 肉用牛の新ブランド「秋田牛」の発足を機に飼養規模の拡大を図る
- 飼養規模の拡大のほか省力化機械の導入で作業効率化を進め、労働負担を軽減することで生産性向上を目指す
協議会の取組概要
- 飼養規模の拡大による生産力の強化
- 飼料作物生産は、共同管理の草地のほか、地域の耕種農家と連携し稲WCSを利用
- 給餌機(ベールアンローラー)を導入し、粗飼料給餌の省力化を図る
- 生産性向上のために発情発見装置を導入し、高精度な個体管理に努める
- 衛生対策と暑熱対策のために高圧細霧装置の設置
- 農地保全と循環型農業の推進
- 地域の農家へ良質な堆肥を供給し、耕畜連携による資源循環型農業のモデルを確立
- 若手繁殖農家4戸で構成される堆肥利用組合の構成員として共同堆肥舎を建設
- 農産物の高付加価値化による生産振興
- 堆肥利用による減農薬や減化学肥料栽培を、高付加価値米の生産拡大・農家所得向上へつなげる
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