● 富士開拓畜産クラスター協議会 概要
協議会の設立経緯と概要
- 酪農家戸数 42 戸、乳牛総飼養頭数 5,123 頭、生乳出荷量 37,344t で静岡県下の 42.3% を生産
- 国営開拓地として入植したことが始まりで静岡県内でも有数の草地型酪農を実践する地域
- 自給飼料生産も積極的に行い管内の3地区に機械利用組合を設け作業機械の共同利用による牧草収穫、播種・施肥作業を実施
- 高齢化、後継者不在等により離農する農家が増加したことで戸数減少により自給飼料生産量の減少と機械利用組合の存続が危ぶまれている
- 農家戸数の減少の歯止めがかからない状況が予想されることや、雇用の確保が困難なため省力化機械を取り入れることで将来的な経営像を描こうとしている
協議会の取組概要
- 自給飼料生産の拡大
- コントラクター・TMRセンターにより飼料作物生産製造を外部化
- 配合飼料の共同購入、飼料米利用の実施
- 新規就農・担い手育成
- 新規就農者、研修生により担い手育成を実施
- 生産者に向けた畜産経営にかかる研修会を実施
- 労働負担の軽減
- 省力化機械の導入による規模拡大
- 省力化可能な畜産経営モデルの普及推進
- 地域ブランドの推進
- 学校給食への牛乳提供
- 富士山ブランド乳製品の商品化
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