● 鹿児島県酪農クラスター協議会 概要
県酪農協の概要と協議会の設立経緯
- 県内の酪農戸数:(H19)353戸→(H28)197戸に減少
- 県内の飼養頭数:(H19)18,400頭→(H28)15,500頭に減少
- 県内の1戸あたりの飼養頭数:(H19)52.1頭→(H28)78.7頭に増加
- 輸入飼料の価格の高止まりにより購入飼料依存の酪農家の経営を逼迫
- 離農戸数>個別の規模拡大により出荷乳量減少の危惧、大規模経営における従業員・労働力不足の深刻化
- 多様な酪農家の育成、自給飼料確保と省力化機械導入による労働負担の軽減及び経営の効率化を図るため、平成27年2月に「鹿児島県酪農クラスター協議会」を設立
協議会の取組概要
- 生乳生産量の維持
- 繁殖台帳webシステムの活用による受胎率向上及び分娩間隔の短縮等による頭数維持
- 牛群検定成績の活用による個体乳量の増量
- (H25)9,200㎏/頭→(H30)9,752㎏/頭
- 自給飼料の拡大
- 耕種農家との連携、遊休農地の利用による飼料生産基盤の確保
- コントラクター組合との連携、新規コントラクター組合の育成による飼料生産体系の構築
- 飼養規模の拡大・飼養管理の改善
- 預託牧場等の有効活用による剛健な個体育成
- 性判別精液と受精卵移植の活用による乳量・所得維持向上
- 労働負担の軽減
- 省力化機械を活用し、1戸あたり約2名での経営
- 海外研修生の受入れ
- 新規就農者等の確保及び研修の場として、ヘルパー組織の活用
- 省力作業機械等の導入による効率的な作業体系の構築
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