● 岐阜県瑞浪市畜産振興協議会 概要
協議会の設立経緯と概要
- 緑豊かな自然環境を有することから畜産経営に適した場所も多く、畜産が市内の重要産業の一つである
- 市の農業産出額:724千万円(2016農水省統計)のうち、畜産は668千万円と9割以上を占め、県内2位の生産額である
- しかしながら、飼料価格の高騰等の厳しい畜産情勢により小規模農家を中心に離農が増え、特に酪農家の離農や規模縮小が著しい
- その状況に危機感を感じた武藤牧場(現在:(株)エムズ)が法人経営による規模拡大を目指したことを契機に、関係機関が一丸となって法人((株)エムズ)の円滑な新規就農と経営確立を支援することとした
協議会の取組概要
- 新規就農の確保
- 離農跡地に法人を誘致し就農と経営確立を支援することにより、市の酪農生産基盤の維持と立て直しを図る
- 新規就農のモデル事例として永続的な畜産振興を推進
- 労働負担の軽減
- 最新鋭の搾乳ロボット2台やミキサーワゴンによるTMR飼料給餌
- チェーン式スクレーパーによる自動除糞装置等を導入
- 畜産環境問題への対応と耕畜連携モデルの確立
- 籾殻を敷料や水分調整剤として再利用することで敷料費の低減を図る
- 堆肥を利用する施肥体系へ転換することで肥料費の低減を図る
- 良質な畜産堆肥の供給を通じて、地域畜産への理解情勢と畜産経営の維持を図る
topへ