岩手中央酪農業協同組合と中心的な経営体等が協働し、経営改善、生乳生産量の拡大へ貢献
優良事例調査報告書本文(岩手県滝沢市、盛岡市)● 岩中酪滝沢・玉山地区畜産クラスター協議会 概要
地域概要と協議会の設立経緯
- 岩中酪滝沢・玉山地区畜産クラスター協議会は、滝沢市と盛岡市玉山地区にある酪農家10戸と関係機関が構成員
- 酪農家22戸、飼養頭数1,285頭(平成27年現在)
- 1戸あたりの飼料面積15.3ha(平成27年現在)
- 酪農家の高齢化の進行による労働負担の増大、飼育管理、自給飼料生産体系の見直しの必要性があり、畜産クラスター事業を周知・検討するなかで、平成27年6月に「岩中酪滝沢・玉山地区畜産クラスター協議会」を設立
協議会の取組概要
- 飼養規模の拡大、飼養管理の改善
- 高性能作業機の整備
- 哺育ロボットによる育成作業の共同化
- 畜舎集約化による作業の効率化と規模拡大
- 搾乳時間の3割減、哺乳労働時間の5割減を目標
- 自給飼料利用の拡大
- 自給飼料生産・調製作業の外部委託
- 構成員による協働化の推進
- 自給飼料作付面積を9戸で17.7haを目標