飼養規模の拡大・自給飼料の拡大・担い手育成を目的に関係機関と連携し収益性の向上を目指す
優良事例調査報告書本文(岡山県真庭市)● 真庭市畜産振興クラスター協議会 概要
協議会の設立経緯と概要
- 酪農経営が盛んな地域で2代目・3代目と継承されている酪農経営も多く、比較的若い経営者が多い地域
- 県内でも有数の広大な飼料基盤を有しており、豊富な自給飼料活用した資源循環型の酪農経営が営まれている
- 若い経営者が育っている反面、経営者の年齢構成をみると半数以上が60歳以上のため新規就農を推進し、自給飼料生産の組織化が求められている
協議会の取組概要
- 飼養規模拡大・改善
- 精密飼養管理システムおよび自動換気システムの導入
- 餌寄せロボットの導入
- 自給飼料拡大
- 粗飼料自給率50%を確保
- 共同の収穫調整作業の活用
- 担い手の育成
- 多彩な構成員による意欲ある経営体への支援で新規就農者確保へ取り組む
- 協議会構成員である酪農大学校から従業員を雇用し経営や技術習得の場を提供