● 綾町肉用牛クラスター推進協議会 概要
地域概要と協議会の設立経緯
- 宮崎県の中央部に位置する中山間地域
- 農業粗生産額の半数以上を畜産が占める(平成27年度現在)
- 肉用牛農家は65戸(繁殖:63戸、肥育2戸)、飼養頭数は1,017頭、高齢化率は65%以上(平成27年度現在)
- 高齢化、飼養管理不足等による分娩間隔の長期化、流死産、子牛死廃事故率が高い傾向
- 授精から子牛の出荷までを総合的に支援する地域的なサポート体制、肉用牛生産頭数確保のために平成27年3月に「綾町肉用牛クラスター推進協議会」を設立
協議会の取組概要
- 飼養規模の拡大・飼養管理の改善
- 母牛飼養頭数の増加:(H26)989頭→(H32)1,100頭
- 入植団地・繁殖牛舎の整備
- 分娩間隔の短縮:(H26)430日→(H32)365日
- 妊娠牛供給及び不妊牛預かり等(於 肉用牛総合支援センター・キャトルステーション)
- 子牛事故率の低減:(H26)5.3%→(H32)3.0%
- 自給飼料の拡大
- コントラクターの利用面積:(H26)0ha→10ha
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- WCS・飼料用米の拡大:
- WCS:(H26)83ha→90ha
- 飼料用米:(H26)0ha→10ha
- 新規就農の確保及び担い手の育成
- 中心的な経営体になる見込み1戸
- 新規就農者が円滑に就農できるシステムづくりや各種技術習得のための支援体制
- 家畜衛生対策の充実・強化
- 地域一体となった定期的な家畜防疫研修や啓発活動の実施
- 新規就農支援(離農跡地の利用、後継者不在農場からの経営継承)
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