1996年12月号

| 表紙 |
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| 張り子の鶏(栃木県) |
| 《特集》養豚経営、新しい経営展開の方向をさぐる |
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| 養豚経営は、飼養戸数・頭数の大幅な減少という厳しい状況にある。この要因はつとに 指摘されているところだが、各地での養豚経営の新たな取組みの共通項をあえてあげると、 多くの可能性が残っていることを経営者自身が認識していることだろう。そこで、経営を めぐる新しい胎動の報告を中心にまとめてみた。 |
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| 畜産の経営と技術 |
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| -酪農- ◆潜在的乳房炎と栄養問題 大成 清 乳房炎を大きく分類すると、伝染性乳房炎と環境型乳房炎に区分され、この二種で全乳房 炎の約90%を占めている。これら乳房炎の原因や予防対策について触れ、とくに、栄養 面からみての微量元素・亜鉛の効果について取りまとめている。 |
| -養鶏- ◆鶏の日内カルシウム要求量に応じた飼料給与方法による卵殻質の改善効果 佐々木健二 採卵鶏経営の大型化にともない作業の自動化・省力化が進み、一方で消費者指向は新鮮 ・安全・美味しい卵となっている。その中で破損卵は生産量の10%にも達するといわれ、 業界にとって大きな損失であり、古くから卵殻質の改善への取組みが行われてきた。本稿 は、鶏の代謝メカニズムとカルシウムの要求量に着眼し、その効果についてまとめている。 |
| その他の記事 |
| 繁殖モト牛貸付制度による産地づくりを目指して-九州のある小さな農村の試み- 万江 浩美 |
| 最近の養鹿事情 辻井 弘忠 |
| 【海外事情】 宗教とカースト制度に抑圧されたインド畜産(Ⅰ)-近代化を目指す養鶏産業のジレンマ- 村田 富夫 |
| デンマークにおける環境問題-デンマーク養豚発展の死活問題を投げかけるふん尿- 砂川 徹 |
| 中国内蒙古ケルチン沙地の牧民の環境保全に対する考え方 川鍋 祐夫、押田 敏雄、南 寅鎬、冦 振武、蒋 徳明 |
| ボルネオ島で協力隊 阿部野 肇 |
| 畜産物市況展望 |
| 食 肉 □ 年末需要、豚は若干弱含み 酪農・乳業□ バター、10円値戻し 鶏 卵 □ 品薄気配、市況は強含むか |
| 口絵 |
| 景観も!製品も!牛がキーワードの牧場二つ -神奈川県愛甲郡・服部牧場/東京都八王子市・磯沼ミルクファーム- |
| 第35回農林水産祭表彰式典開く |


