中央畜産会

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1996年9月号

表紙

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表紙
中国の竹製の鶏
《特集》近ごろ話題の疾病と検疫体制
 このところ社会的現象にまでなった疾病や新たな疾病の話題が続き、牛肉にとっては受難の年になって いる。しかし、過剰反応との意見もあり、関係者にはより冷静な対応が求められている。そこで今月は、 最近話題の疾病の基礎的知識と防疫体制を特集した。
  • ◇牛海綿状脳症(狂牛病)の発生状況と新型クロイツフェルト・ヤコブ病との関連性 久保 正法
  • ◇PED(豚流行性下痢症)の発生と対策 桑原 博義
  • ◇最近の海外伝染病の発生状況とわが国の防疫体制 杉浦 勝明
  • ◇最近話題の病原性大腸菌-ヒトと牛- 末吉 益雄
畜産の経営と技術
-肉用牛-
◆和牛ヘルパー活動による畜産振興 西尾 昌晃
 和牛飼養農家が協力し、飼育の安定的な経営継続や増頭、ゆとりある経営の推進を目的として和牛ヘ ルパー組合を設立した。その取組みや概要について紹介。
◆栄養面からみた肥育牛の損耗防止 大成  清
 肥育牛の事故率は対導入頭数で基本指標値は2.1%、目標指標値では1.2%となっている。事故原因の主 なものとして肥育牛の場合、濃厚飼料の多給による代謝障害がある。肥育牛の損耗防止と給与栄養との関係 についてふれる。
その他の記事
私にとってのインターネット-畜産分野における情報の提供と利用- 柴田 正志
直下型換気扇の活用と効果-ふん尿処理と畜舎環境の改善- 高野 信雄
日本在来馬保存の現状(2)-在来馬の保存と活用に向けて- 加世田雄時朗
アジアの鶏卵生産(2) 杉山 道雄
アメリカ・ケンタッキー州の軽種馬生産(4) 佐瀬 三雄
カウボーイ志願のアグリエッセイ-世界の畜産みてある記⑮-
-環境対応と動物福祉種畜王国イギリスの素顔- 増井 和夫
【海外文献】
カナダにおける豚の推定育種価に関する一問一答集(1) 八木満寿雄、古川力
【随筆】ジャパンかニッポン(ニホン)か 柏原 孝夫
税務相談Q&A⑦ 源田 佳史
畜産物の市況展望
食肉□O-157不安から弱気配
酪農・乳業□脱粉にひっ迫感
鶏卵□市況は緩やかに好転へ
口絵
天まであがれ放牧地に舞う凧
-大分県・町田バーネット牧場の凧あげ大会-