主な仕事内容

 肉用牛農家は、牛を育て出荷するのが仕事です。「繁殖農家」「肥育農家」「一貫経営農家」という3つのタイプに分けられ、それぞれが異なるかたちで牛肉生産に関わっています。そのうち肥育農家は、購入した子牛の体調管理をしながら、良い肉質になるよう育て上げ、出荷する役割を担います。朝夕の給餌をはじめ、牛舎の清掃、家畜排泄物の堆肥化、経営・管理など、さまざまな作業があります。

関連資格など

普通自動車免許大型特殊自動車免許けん引免許 家畜人工授精師

仕事のフェーズ

1日の流れ(例)

この仕事の魅力

 生後9ヶ月くらいまで育てて出荷する繁殖農家は、愛情を込めて育てた子牛が健康に成長し、市場で高く評価してもらえた時が一番嬉しいと言います。手間をかけた分だけ、「いい牛」に育ってくれるのが喜びです。一方、品質の良い肉質に育て上げる肥育農家は、餌の配合や世話の仕方など、自分なりの工夫を重ねることで、より高品質で高値がつく牛を育て上げることに、やりがいを感じています。のんびりとした牛の様子を見ていると「和みます」という人が多く、動物好きな人にとって、豊かな自然の中で牛と働けること自体が最大の魅力かもしれません。

どうすればなれる?

 就農の仕方は実家を継ぐ方法の他、法人経営の従業員としての雇用就農などがあります。スタートから独立・自営で就農する人もいますが、多くは研修農場や雇用就農で経験を積んでから独立します。

従事者のコメント

 私は肥育農家をしていますが、サラリーマンを辞めて、祖父母が経営していた牧場を継ぎました。肥育農家は、子牛を買い付けて出荷できる状態になるまで育てるのですが、牛はとてもデリケートな生き物。日々変化する状況に対応しながら、丁寧なケアを行わなければなりません。最終的な牛肉の品質は牛が食べてきた飼料(餌)の内容に左右されますので、特に重要なのが飼料の与え方。成長度合いに合わせて飼料の配合を変え、肉量・肉質が良くなるように工夫を重ねています。一頭一頭、個性が違うので手間はかかりますが、牛がすくすくと育っていく様子を目の当たりにできることは何よりの喜び。こうして愛情を込めて育てた牛が美味しい牛肉になり、多くの人々を喜ばせていることに誇りを感じています。

関連動画

NEXT CHIKUSAN! 肉用牛農家

畜産に関わる仕事は色々あります。 この動画では肉用牛農家のお仕事を紹介いたします。

がんばる!畜産!6国産原料100%の飼料で黒毛和牛を肥育する農家に密着!

 海外からの輸入飼料の価格が高騰し、農家の経営を圧迫している中日本で唯一、海外からの飼料に頼ることなく「国産原料100%の飼料」を使って、黒毛和牛を肥育している畜産農家がある。そこで今回は「国産原料100%の飼料」を使う農家に密着!

※動画は「畜産映像情報 がんばる!畜産!」にて公開されている動画です。その他動画はコチラからご覧ください。

お仕事リストに戻る TOPに戻る