主な仕事内容

 高病原性鳥インフルエンザ、豚熱、口蹄疫、ヨーネ病など、家畜には様々な伝染病があります。全国に設置されている家畜保健衛生所は、こうした伝染病を防ぐための定期的な検査やモニタリング調査、発症した際に速やかな診断・対応を行うなど、伝染病の予防とまん延を食い止めるのが主な仕事です。また、家畜の生産性を向上するため、様々な疾病の防除対策や家畜を飼育する農場の衛生管理など、生産農家を巡回して細やかな支援を行っています。

関連資格など

獣医師免許

仕事のフェーズ

1日の流れ(例)

この仕事の魅力

 家畜伝染病のまん延は、一部の農家だけでなく地域全体に深刻な影響を及ぼします。それだけ伝染病対策は重要であり、家畜保健衛生所の果たす役割と責任は大きいと言えます。最新獣医療の知識に加え、幅広い業務に対応できる力を求められることも多く、日々勉強が欠かせない仕事ですが、すべては農家の人たちの役に立つため。様々な病気のことや衛生管理のことなど、問題の大小に関わらず、開業獣医師やJAの方々などと協力して困っていることを手助けできることが、仕事の喜びにつながります。

どうすればなれる?

 大学の獣医学部で6年間学び、国家資格「獣医師免許」を取得します。家畜保健衛生所は都道府県の公的機関のため、地方公務員試験を受けて合格し、県職員として採用されることが必要です。

従事者のコメント

 伝染病の検査や調査で定期的に生産農家を訪れるため、病気に限らず、様々な相談を受けることがあります。大学で勉強する獣医学はもちろん、家畜の飼い方や動物の行動学、栄養学など、どんな知識でも役立ちますから幅広く興味を持って学ぶことが大切です。また、社会人になってからも、学びに終わりはありません。実践で覚えることも多いですし、日々進化する医療知識を吸収することも大事。生涯勉強というスタンスで、あらゆることを貪欲に学んでください。

関連動画

家畜保健衛生所獣医師と産業動物診療獣医師の仕事について紹介をしています。 ※動画は「 公益社団法人日本獣医師会」 が制作・公開している動画です。

なるほど!畜産現場 宮崎県口蹄疫から10年。当時を振り返る

 平成22年に宮崎県で発生した口蹄疫では、29万7,808頭もの家畜の尊い命が犠牲となり、畜産業のみならず、地域経済や県民生活に甚大な影響を及ぼしました。その終息から、10年を超え、風化させないために、今一度、当時者の証言を振り返り、防疫対策の大切さを提言します。また、養豚業界の新たなる脅威、豚熱についてもご紹介します。

※動画は「畜産映像情報 がんばる!畜産!」にて公開されている動画です。その他動画はコチラからご覧ください。

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