70周年記念 功績者表彰式
主催者からのメッセージ
中央畜産会 森山𥙿会長
中央畜産会創立70周年を記念し、長年にわたり本会の発展と畜産の振興に多大なるご功績をお収めになった方々、ならびに全国の畜産会組織において30年以上勤続された方々を讃える場を設けさせていただきました。表彰の栄誉に浴された皆さま、誠におめでとうございます。これまでのご努力に心より感謝申し上げるとともにお祝いを申し上げます。今回受彰された本会および地方会員の役員の皆さまは、この10年間にわたり安定した組織運営にご尽力されてきたことと存じます。皆さまのご尽力により、畜産会組織は着実に成長し、わが国の畜産振興において重要な役割を果たす組織へと発展いたしました。今後とも、畜産農家をはじめとする多くの方々から支持され続ける組織運営にご尽力い ただきますようお願い申し上げます。また、30年以上の永年勤続の皆さまは激動の時代を生き抜き、この変化に対応するためさまざまなご努力をされたのではないかと思っております。これまでの功績は、わが国の畜産の発展と畜産会組織の成長に貢献しており、重ねて感謝を申し上げる次第です。そして、皆さまの「畜産」に 対する情熱は、後輩にも伝わり、手本となっていることは間違いないと思います。これからも、 全国の畜産会組織の担い手をしっかり育てていただき、その担い手がわが国の畜産への貢献と畜産会組織の発展にがんばっていただけるようお願い申し上げる次第です。結びに、永年勤続の栄誉に輝く皆さまをこれまで支えてください ましたご家族の皆さまにあらためて感謝を申し上げるとともに、本日ご出席いただきました方々の今後ますますのご活躍を祈念いたします。
主催者あいさつをする森山𥙿会長受彰された方々
今回の功績者表彰は、農林水産大臣感謝状が6名、農林水産省畜産局長感謝状が13名、中央畜産会会長感謝状が33名に授与されました。表彰式にはこのうち、41名が出席し表彰の栄誉に浴されました。
| 【農林水産大臣賞】 | |
|---|---|
| 中央畜産会の理事を10年以上勤め、 会の発展に多大なる貢献をいただいた方々 |
|
| 藏内勇夫 (公社)日本獣医師会会長 |
向井文雄 (公社)全国和牛登録協会会長理事 |
| 金原壽秀 (公社)佐賀県畜産協会会長 |
宮﨑昭 京都大学名誉教授 |
| 内藤廣信 元(公社)中央畜産会常務理事 |
近藤康二 (公社)中央畜産会専務理事 |
農林水産大臣感謝状受彰者| 【畜産局長賞】 | |
|---|---|
| 畜産会組織の役員を10年以上勤めその間副会長以上の職を 5年以上勤められた方、 または畜産会組織に30年以上勤務し 事務局長相当職を5年以上勤められた方 |
|
| 小山田久 (一社)青森県畜産協会会長 |
山田文彦 (一社)宮城県畜産協会常務理事 |
| 倉迫豊 (一社)神奈川県畜産会常務理事 |
都竹淳也 (一社) 岐阜県畜産協会副会長 |
| 上野透 (公社)兵庫県畜産協会専務理事 |
中津博行 元(一社)奈良県畜産会代表理事会長 |
| 柴田範彦 元 (一社)岡山県畜産協会代表理事会長 |
中西庄次郎 元(公社)徳島県畜産協会会長 |
| 吉永貞一 (公社)佐賀県畜産協会副会長 |
鎌田哲郎 (一社)北海道酪農畜産協会事務局長 |
| 鹿内晴美 (一社)青森県畜産協会事務局長 |
山添博次 (公社)畜産協会わかやま元常務理事 |
| 西原享子 (公社)佐賀県畜産協会参与 |
|
農林水産省畜産局長感謝状受彰者| 【中央畜産会会長感謝状】 | |
|---|---|
| 畜産会組織に30年以上在職された方、 または非常勤役員で15年以上勤められた方 |
|
| 小又勉 (一社)青森県畜産協会理事 |
山内正孝 (一社)青森県畜産協会理事 |
| 蜂谷良一 元(公社)千葉県畜産協会理事 |
可児登 (一社)岐阜県畜産協会理事 |
| 森安保 元(公社)鳥取県畜産推進機構監事 |
荒井義之 (公社)徳島県畜産協会理事 |
| 竹ケ原るつ (一社)北海道酪農畜産協会経営支援部経営安定課課長 |
中野ひとみ (一社)北海道酪農畜産協会事業推進部事業推進第1課調査役 |
| 酒井好恵 (一社)北海道酪農畜産協会事業推進部クラスター推進課主査 |
吉田勝栄 (一社)岩手県畜産協会事務局長 |
| 佐々木重樹 (一社)岩手県畜産協会経営支援部部長 |
大塚寿昭 (公社)栃木県畜産協会課長補佐 |
| 武田善秀 元(公社)千葉県畜産協会総務・企画部次長 |
韮澤靖 (公社)山梨県畜産協会事務局長 |
| 大川康博 (一社)長野県畜産会経営支援課課長 |
片山誠 (一社)滋賀県畜産振興協会事務局長代理 |
| 小西好美 (一社)滋賀県畜産振興協会事務職員 |
藤川俊之 (一社)大阪府畜産会事務局長 |
| 岡田壮弘 (公社)鳥取県畜産推進機構生産振興部部長補佐 |
藤原文枝 (公社)島根県畜産振興協会業務課課長 |
| 築山伴文 (一社)岡山県畜産協会経営支援部部長 |
大寺裕人 (公社)徳島県畜産協会企画総務課課長 |
| 須見真奈美 (公社) 徳島県畜産協会企画総務課総務係課長補佐 |
杉本きよみ (公社)福岡県畜産協会事務局長 |
| 大城哲男 元(公社)熊本県畜産協会事業部部長 |
大川百合子 (公社)宮崎県畜産協会価格対策部次長兼価格対策第2課課長 |
| 溝口知子 (公社)宮崎県畜産協会価格対策部価格対策第2課専門主事 |
田中慎一 (公社)宮崎県畜産協会経営支援部次長 |
| 内倉亘 (公社)鹿児島県畜産協会事業部事業一課課長 |
村尾久美子 (公社)鹿児島県家畜畜産物衛生指導協会係長 |
| 堂平愛子 (公社)鹿児島県家畜畜産物衛生指導協会係長 |
月井尚人 (公社)中央畜産会事務局長 |
| 武田航 (公社)中央畜産会経営支援部(支援・調査)部長 |
|
中央畜産会会長感謝状受彰者受彰された方々からの慶びと感謝のメッセージ
日本獣医師会 藏内勇夫会長
このたび農林水産大臣感謝状を賜り、誠に光栄に存じます。 中央畜産会は昭和30年に設立され今年で70周年を迎えます。そのような節目の年に、功績者として表彰を受けることは、私にとって誠に身に余る名誉でございます。私は現在も役員を務めておりますが、本会の活動の根幹をなす「畜産経営者や指導者を育成する」、「畜産経営を支援する」、「家畜防疫を推進する」、「畜産に関する情報を発信する」といった取り組みが、今後さらに発展していくよう引き続き尽力してまいります。

兵庫県畜産協会 上野透専務理事
職員として採用されてから34年、役員としては14年、ほぼ半世紀にわたり勤務させていただきました。兵庫県は、北は日本 海側から南は瀬戸内海まで非常に広大であり、その中を駆け巡った経験が私の基盤となっております。さまざまな農家や地域の皆さま、関係者の方々と交流を深めることができたことが、 私にとって何ものにも代えがたい宝物です。これまで私と関わってくださったすべての皆さまに心より感謝を申し上げます。

福岡県畜産協会 杉本きよみ事務局長
本日まで一生懸命に努力してまいりましたことを心から良かったと感じております。本日ご出席の諸先輩方、共に仕事させていただいた皆さま、心よりお祝い申し上げます。年齢を重ねるにつれ、「おめでとうございます」とお声をかけていただく機会は少なくなりましたが、今日は多くの方からお祝いの言葉をいただきました。これもひとえに、これまでご指導いただいた職員の皆さまや諸先輩方のおかげであり、深く感謝申し上げます。このご恩を次の世代へしっかりと繋いでまいります。

70周年記念 祝賀会
皆さまよりいただいた心温まるメッセージ
小泉進次郎農林水産大臣
中央畜産会の設立70周年記念式典、誠におめでとうございます。長きにわたり、わが国の畜産業界の基盤を築き、その発展に献身的にご尽力されてきたことに、深く敬意を表します。畜産業は、人間が利用できない草や副産物を食物に換えることで、国土を有効に活用し、資源を循環させ、雇用を生み、地域社会を豊かなものにしてきました。また、大規模、先進的な技術の活用によりスケールメリットを発揮させる経営スタイルがある一方で、例えば森山会長のご出身地では、ご年配の女性が丹念に育てた黒牛(くろうし)が全国共進会で一等賞を受賞するなど、多様性に富んだ生産・経営が存在していることも大きな特徴です。中央畜産会をはじめとする全国の畜産会の皆さまは、こうした多様な経営形態に対し、地域に根ざした指導を通じて、 これまで多くの困難を生産者の皆さまと共に乗り越えてこられました。この実績は非常に意義深いものと存じます。今後とも、わが国の畜産業が一層発展していくよう、中央畜産会ならびに全国の畜産会の皆さまの一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げます。

農林水産省 長井俊彦畜産局長
中央畜産会は昭和30年の設立以来、70年という長きにわたり、わが国の畜産業界の発展と安定に貢献してまいりました。畜産経営の改善、 安全な畜産物の生産、家畜衛生の向上など、多岐にわたる分野でのご尽力は、国民生活の向上に大きく寄与するとともに、日本の畜産基盤を支える重要な柱となっております。これらの功 績に対し、深く敬意を表します。本日、ここに 表彰の栄に浴されました52名の皆さまにおかれましては、長年にわたり畜産界の発展にご尽力されました。このご尽力に心より感謝申し上げるとともに、心からお祝いを申し上げます。

地方競馬全国協会 斉藤弘理事長
中央畜産会は発足以来、わが国畜産業を担う中心的な団体として重要な役割を果たしてこられ、その努力が現在の豊かな畜産に結びついておられます。今後もこれまでの経験と実績を生かして日本の新しい畜産の未来を切り拓いていただきたいと思っている次第です。また、本日は、中央畜産会および全国の畜産会に長年ご尽力されてきた皆さまが表彰を受けられました。 誠におめでとうございます。また、これまでのご尽力に深く感謝申し上げます。中央畜産会の70年という長い歴史は、日本の畜産業を支えてきた証であり、 その歩みはまさに国の畜産の歴史そのものであると感じております。今後も畜産会が一層の飛躍を遂げ、わが国の畜産の発展に大きく寄与されることを願っております。また、本日お集まりの皆さまのご健康とご多幸を祈念し、心からお祝いの言葉を申し上げます。

日本中央競馬会 吉田正義理事長
中央畜産会の創立70周年を心よりお祝い申し上げます。貴会が長年にわたり日本の畜産の振興と発展に貢献されてこられましたことに敬意を表します。経営支援や人材育成、家畜防疫の推進など多岐にわたる事業活動を推進される中で、馬の防疫や飼養衛生管理といった分野にも積極的に取り組んでおられます。 長きにわたり貴会との協力関係を築いてきたことは、私たちにとって大変心強いものでございます。社会の環境が目まぐるしく変化する中、畜産業界においてもさまざまな課題が存在することと存じますが、私どもも微力ながら将来にわたる畜産業の安定的かつ持続的な発展に寄与できるよう努めてまいりたいと考えております。今後のわが国の畜産業と中央畜産会の一層のご発展ならびに関係者の皆さまのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

農畜産業振興機構 天羽隆理事長
中央畜産会創立70周年の節目を迎えられましたことを、心よりお祝い申し上げます。中央畜産会は、戦後の経済成長につれ て畜産物の需要が拡大するなど、 めぐる情勢と環境が変化する中で、創立以来、全国の畜産会組織のまさにセンターとして、安全な畜産物の生産の推進、畜産経営の改善、家畜衛生の向上などに尽力されてこられました。 特に畜特資金、後に法制化されました牛マルキンの前身の事業、 配合飼料価格高騰や大震災など折々の局面での対応のほか、家畜衛生対策の面でも家畜防疫互助基金の運営や豚熱経口ワクチンの散布などに取り組んでいただきました。長きにわたりわが国畜産の発展にご尽力されたことに敬意を表します。貴会ならびに全国の畜産協会のますますのご発展と、本日ご参集の皆さま方の一層のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

乾杯される全国農業協同組合連合会桑田義文代表理事理事長


