農家への感謝の気持ちが仕事の原点
福島県内の畜産農家の支援やつなぎ役を担う、福島県畜産振興協会。ここで畜産コンサルタントの卵として勉強中の熊田朋樹さんは、実家が肥育農家だったこともあり、「畜産を支える仕事がしたい」と協会に就職しました。畜産コンサルタントは、畜産農家の経営をより良くしていくため、経営改善などに関するアドバイスや活用できる制度の提案などを行う仕事です。熊田さんは現在、様々な補助金制度の申請業務のサポート、家畜人工授精師協会の県内の取りまとめ、福島県畜産振興協会が管理する家畜市場の管理などを担当しています。事務関係の仕事がメインではありますが、常に根底にあるのは「畜産農家の役に立ちたい」という想い。「そもそも私たちが美味しい肉や牛乳をいただけるのは、農家さんが頑張ってくれているおかげ。協会の仕事ができるのも、農家さんがいてくれるから。その感謝の気持ちが私の原点になっています」と語ります。