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搾乳や飼料給与、ふん尿処理など、畜産農家の仕事は多岐にわたります。こうした作業を少しでも軽減し、畜産農家に貢献する機械を設計・開発するのが仕事です。機械を開発する場合は、まず設計図を作って試作品を組み立て、社内試験をパスした機械をモニターの畜産農家で試してもらい、稼働状況を厳しくチェック。その結果からさらに改良を重ね、完成品を作り上げるまでを担当します。試作段階ではコスト試算や評価をして、完成後は製造ラインに乗せるための調整もあります。
特に無し
設計・開発は、トライ&エラーの繰り返しです。予定どおり進むことはほとんどなく、なにかしら問題が生じます。このプロセスに近道はありません。あらゆる原因を考え抜き、試行錯誤を重ねるしかありません。大切なのは、諦めない気持ち。壁にぶつかりながら一つひとつクリアしていくのは大変ですが、そのぶん完成した時の喜びはひとしお。そこが仕事の面白さであり、ものづくりの醍醐味です。こうして開発した機械が畜産農家の役に立ち、仕事の省力化につながっています。
大卒の学歴が必要です。機械、電気などの工学系や畜産系の学部などで専門知識を身につけると有利です。
畜産業界が厳しさを増す中で、少しでも畜産農家の負担を軽減できる機械を作ることが我々の使命です。そのためには、畜産の現場から課題を見つけ、解決する新たな手立てを考えることができる創造力が大切です。また、根気よく物事に取り組む粘り強さも必要になります。つらい時に拠り所になるのは、自分の気持ちしかありません。自分がやりたいことが何なのか、目的意識をしっかり持って、仕事選びをすることが大事だと思います。
畜産に関わる仕事は色々あります。 この動画では酪農機械メーカーのお仕事を紹介いたします。
畜産農家の労働負担軽減を図ることを目的に今自動化機械の開発・普及が行われています。その中の代表が搾乳ロボット。もうすでに多くの畜産業の現場で活躍しています。そのほか自動給餌システム、個体管理システムなども普及しつつありますが、まだまだ畜産業の現場での労働負担は多く、作業の自動機械化がより一層求められています。番組ではこうした自動化機械の現状と今後について紹介します。
※動画は「畜産映像情報 がんばる!畜産!」にて公開されている動画です。その他動画はコチラからご覧ください。