充実した趣味の時間を
仕事への意欲の源にして、
知識と技術を持った
酪農ヘルパーを目指す

WORK
STYLE

03
酪農とちぎ農業協同組合

酪農ヘルパー

[従事歴5年] ※取材時

江口えぐち 敦子あつこ さん

充実した趣味の時間を
仕事への意欲の源にして、
知識と技術を持った
酪農ヘルパーを目指す

仕事を通して技術を高め
酪農家の期待に応えたい

 酪農家が休暇を取りたい時や人手が足りない時に、代わりに牛の世話をする酪農ヘルパー。江口敦子さんは「いろいろな農家さんと知り合い、交流できるのは楽しいですし、要望に応えることができて『ありがとう』と言葉をかけてもらうと励みになります」と、仕事の魅力を語ります。牛や馬などの大きな動物が好きで、農業高校と農業大学校で畜産を学んだ江口さん。現在は酪農とちぎ農業協同組合に所属し、実家から車で約1時間圏内にある酪農家を回っています。酪農家ごとに作業のやり方や扱う機械が異なるので、一軒一軒の仕事を確実にこなせるようになるまではたいへんです。牧場勤務の経験もある江口さんでも、覚えるまでは苦労したといいますが、一方で「何軒もの酪農家さんの飼養管理を学べるのは、この仕事の大きなメリットです」と話します。自分ができる仕事の幅を広げるため、大型トラクターの運転ができる大型特殊免許も取得しました。技術のスキルアップを目指し、酪農家に信頼され、安心して任せてもらえる酪農ヘルパーになることが目標です。

自分に合った働き方で
仕事の質を向上させる

酪農ヘルパーの仕事は、朝3〜4時間、夕方3〜4時間が基本で、日中の9時〜16時ぐらいまでは空き時間です。帰宅して体を休めたり、買物や用事、趣味に充てたりと自由に使えます。酪農家から個別に仕事を頼まれる人も多く、江口さんも週2〜3回は餌やりの手伝いをしています。
休日は月に8日ほど。シフト制で、自分の希望する日に休みを取ることや、連休を取ることも可能です。「私は千葉のテーマパークが好きで、コロナ禍前は年間パスポートを購入して頻繁に遊びに行っていました」と江口さん。冬には那須のゲレンデでスノーボードを楽しみます。また、「アクティブな趣味を増やしたい」という理由から、中型バイクの免許を取得。「初めてのツーリングで茨城県の大洗まで行ってきました」と笑顔を見せます。ワークライフバランスが整っていることも、酪農ヘルパーという仕事の大きな特色。「充実した休日を過ごしてリフレッシュすることが、働くエネルギーになっています」と江口さんは話します。

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