仕事を通して技術を高め
酪農家の期待に応えたい
酪農家が休暇を取りたい時や人手が足りない時に、代わりに牛の世話をする酪農ヘルパー。江口敦子さんは「いろいろな農家さんと知り合い、交流できるのは楽しいですし、要望に応えることができて『ありがとう』と言葉をかけてもらうと励みになります」と、仕事の魅力を語ります。牛や馬などの大きな動物が好きで、農業高校と農業大学校で畜産を学んだ江口さん。現在は酪農とちぎ農業協同組合に所属し、実家から車で約1時間圏内にある酪農家を回っています。酪農家ごとに作業のやり方や扱う機械が異なるので、一軒一軒の仕事を確実にこなせるようになるまではたいへんです。牧場勤務の経験もある江口さんでも、覚えるまでは苦労したといいますが、一方で「何軒もの酪農家さんの飼養管理を学べるのは、この仕事の大きなメリットです」と話します。自分ができる仕事の幅を広げるため、大型トラクターの運転ができる大型特殊免許も取得しました。技術のスキルアップを目指し、酪農家に信頼され、安心して任せてもらえる酪農ヘルパーになることが目標です。