主な仕事内容

 医薬品の販売では、牛・豚・鶏などを飼養する畜産農家を主に訪問し、動物用医薬品や飼料添加物、畜産用器具器材など、依頼を受けた商品を届けます。また、営業活動を通じて顧客の課題を把握し、それらを解決する為の商品やサービスの提案、情報の提供も重要な仕事となります。
 食の安全が求められる時代であり、家畜・畜産物の食品としての安全性を確保するHACCPシステムを導入する畜産農家も増えており、農場HACCP認証取得等へのサポートを行う事もあります。
 このように、畜産農家の経営を支えるパートナーとして、動物の病気の予防や治療だけでなく、農場の生産性向上や効率化、環境衛生への配慮、食品安全、世界情勢も含めた畜産業界の動向など、幅広い知識の習得が求められます。

関連資格など

普通自動車免許

仕事のフェーズ

1日の流れ(例)

この仕事の魅力

 肉や卵、牛乳などの畜産物は、わたしたちの食卓に欠かすことのできない大切な食品です。それらを作り出す家畜の健康と安全を守り、消費者が安全に食べられる食の供給に関わるこの仕事は、社会への貢献度が高く、誇りを持って取り組むことができます。また、自分の提案によって顧客の悩みが解消するなど成果を出せた時や、仕事ぶりを評価され、つながりのある農家への紹介により取引先が広がっていくことも、この仕事で得られる喜びです。

どうすればなれる?

 仕事に必要な知識は入社後の研修等で習得できるので、意欲さえあれば文系理系問わず活躍できます。

従事者のコメント

 豊富な取り扱いアイテムの中から、顧客ニーズに合ったものを提案できることにおもしろさを感じています。日頃から心がけているのは、お客様に有効な情報を提供できるよう、いろいろなことに好奇心を持ち、知識の幅を広げることです。営業の仕方にマニュアルはなく、経験を積む中で、個々の営業スタイルを確立していきます。コミュニケーションスキル、分析力の高さ、知識量の豊富さなど、自分の個性や強みを生かし、さらに深めていくことが大切です。

関連動画

人と動物の健康と環境を守るために!

 私たちの食卓に並ぶ畜産物。畜産物の安全性はどのように守られているのだろうか。家畜の飼料や医薬品の安全性試験を通じて、畜産物の安全性を支える(一財)生物科学安全研究所を紹介します。

※動画は「畜産映像情報 がんばる!畜産!」にて公開されている動画です。その他動画はコチラからご覧ください。

公益社団法人 日本動物用医薬品協会
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