畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業(全国推進事業)

畜産クラスター

●標茶町畜産強化協議会 概要

地域概要と協議会の設立経緯

  • 標茶町は北海道の東側、釧路管内のほぼ中央に位置する酪農が盛んな地域
  • 酪農・畜産農家265戸、普通畑1,043ha、牧草専用地24,974ha(平成27年度現在)
  • 乳用牛34,522頭、肉用牛10,835頭(平成27年度現在)
  • 平成27年2月、持続可能な酪農畜産体制を構築するため、新規就農者の確保および担い手の育成に加え、広大な農地資源を最大限利用し草地循環型酪農を基本に健康な乳牛の育成と安定的な生乳生産に資する取組みなど、収益性の高い地域畜産を目指すことを目的として「標茶町畜産強化協議会」を設立

協議会の取組概要

  • 新規就農者の確保
    • 標茶町・農協・普及センター・NOSAIで構成される「標茶町担い手育成協議会」を中心に活動
    • 全国で開催される就農希望者向けのイベントに参加
    • 酪農研修センター兼宿泊施設「しべちゃ農楽校」、実技研修機能を有した「株式会社TACSしべちゃ」の活用
    • 平成31年度までに新規就農者3組確保
  • 担い手の育成
    • 搾乳ロボット等の導入による労働負担の軽減
    • 協業化・法人化の推進による地域農業の拠点となる中心的な経営体の育成
    • 平成32年度までに生乳生産量16万t目標
  • 自給粗飼料利用拡大
    • 草地更新率の向上
    • GISシステムを活用した各戸の圃場台帳の整備
    • (H27)草地更新率3.5% → (H32)10%
    • (H27)更新面積840ha → (H32)2,308ha
  • 飼育管理の改善
    • 平均分娩間隔の短縮(434日 → 420日)
    • 初産月齢の適正化
    • 生乳の体細胞数の減少
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