『千屋牛』の地域内一貫生産体制を支えて

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 今後の方向性と課題ということで、現段階の太陽光発電システムは、やはり投資効果はかなり高いということもあり、私どもの牧場ではそういった補助事業がなければ、なかなか実現しなかったことだと思います。
 また、昼間の電力量需要のピークは緩和できる一方、夜間や天候次第では発電していないということも課題が残ってくるかと思います。
 コスト当たりの発電電力量を考えると、畜産分野での導入・普及というのは、非常にまだまだ乗り越える部分があるのではないかという気はしています。多くの電力消費が伴う畜産経営は、太陽光発電に限らず、再生可能エネルギーに関する取り組みがいずれ重要になってくるだろうと思っています。広大な屋根を有する畜産経営は、導入対象の格好の的ではないかと思いますので、今後、そういった太陽光を導入しての取り組みは、これから非常に重要になってくるかと思います。