雲仙普賢岳噴火災害から 共同で農用地を集積し酪農を再開

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 家屋被害は2,500棟、避難者数は、最大時3,000戸の1万1,000人でした。被災世帯数に占める農家の割合は667戸で、比率として22.3%になります。また、その被害額として、被害総額は2,300億円で、うち直接被害額は748億円、間接被害額は商工業で1,500億円でした。
 最も被害額の大きかったのが農業です。農畜産物、農林畜産施設を含め389億円を占めています。なお、被災以前の島原市深江町を合わせた農業総生産額は、年間100億円程度であったことからも、被害の大きさがうかがえるかと思います。