日本飼養標準・家禽(2011年版)
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構編
 

 採卵鶏、ブロイラー経営ほど、飼養標準が求められる畜産経営はないのではないでしょうか。何千、何万羽という飼養規模になってくるとコンマ以下の数値の差が大きく出てきます。まして、生産コストの低減や環境保全も求められるという状況下では、エサの給与量一つをとってみても無駄をいかに省くかがおおきな要因になります。日本飼養標準・家禽は、これまでも大きな指針の一つとなってきました。
 今回の訂正は7年ぶりで、その特徴は、家禽の能力向上および飼養鶏種の変化等を考慮し、養分要求量および解説事項の充実、また、養分供給量は、特定の文献値にとらわれずわが国で行われた研究成果を中心に既往成果を幅広く収集し、家禽部会において最も妥当と判断した数値を採用した。このほか、養分要求の「量」は安全率などを考慮しない必要最小量で示すとともに、「養分要求量に関連する要因」や「飼養管理技術と関連するトピックス」では、生産現場で関心の高い事項を中心に解説を大幅に充実しました。マニュアルとしても利用いただけます。

○主な内容
序章 飼養標準作成の基本方針および本飼養標準の構成
1章 飼養標準設定の基本的な考え方

   1.栄養素の種類
   2.養分要求量の求め方
   3.養分要求量の示し方
2章 養分要求量表
   1.鶏の養分要求量
3章 養分の役割および欠乏
   1.エネルギー
   2.蛋白質およびアミノ酸
   3.無機物
   4.ビタミン
   5.必須脂肪酸
   6.キサントフィル
4章 養分要求量表の使い方
   1.養分要求量と飼料の配合
   2.エネルギー含量と飼料摂取量
   3.卵用鶏の場合
   4.ブロイラーの場合
5章 養分要求量に影響する因子
   1.体重
   2.環境温湿度
   3.羽装状態
   4.鶏種
   5.腸内細菌叢
   6.抗病性免疫応答と栄養素
   7.疾病と栄養素
6章 飼養管理技術と関連するトピックス
   1.飼育方式
   2.鶏舎の形態について
   3.鶏舎の換気と暑熱・防寒対策
   4.飲水
   5.制限給餌
   6.期別給餌
   7.自動給餌機による飼料給与
   8.飼料の形態
   9.光線管理
   10.誘導換羽
   11.デビーク(断嘴)
   12.衛生管理
   13.環境負荷物質の低減
   14.トウモロコシの代替となり得る飼料原料
   15.飼料中の動物性および植物性蛋白質
   16.飼料添加物
   17.飼料と生産物の品質
   18.地鶏の飼育
7章 鶏以外の家禽の養分要求量
   1.日本ウズラおよびアヒル
   2.ダチョウ
8章 参考文献
参考資料 1〜2

 



A4判 130頁
 
本体2,800円(税・送料別)

ご注文については、こちらをご覧下さい。
 
日本飼養標準シリーズ一覧に戻る
刊行図書のご案内に戻る