過去の自然災害等から 復興した事例の特徴

※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます
 
 スライドには記載がありませんが、4点目としては、ライフラインの事前確保による早期の再興ということです。災害がいつ来るか、それがわかったら苦労はしないということですが、我々ができるのは災害に備えるということです。災害の経験から学んで、何かを備えること。例えば、本日の発表にはありませんが、あらかじめ井戸水やわき水を利用することによって停電、ポンプが止まるという不測の事態に備え、事前に大型の自家発電機を備えることにより、停電の問題をクリアしたという事例があります。
 さらには、大型の自家発電機をもち、燃料を常に備蓄しておくということ、単にみずからの畜産経営を維持するだけではなく、地域の燃料供給のセンターとなったということです。地域共助の発露を見出すこともでき、このようにライフラインを事前に確保しておくことも災害から身を守るためには必要不可欠であると思います。