災害発生時に畜産経営が生産活動継続の上で直面した課題等

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 個別経営や地域の視点で考えると、地域経営個々で、不測の事態に備え、影響を少なくすることが必要で、災害発生時の緊急対応方策というものを一定のレベルでまとめておく必要があります。個別農家だけではなく、その地域で取り組むことです。
 宮城県では、養豚家が酪農家に発電機を貸すという事例もあり、少し畜種を変えても、連携できるような体制をつくっておくということが重要です。
 地域内連携、耕畜連携、組合等の重要さを、あらためて実感したという農家の人とお話ししたこともあります。その他のネットワークというところで、関東から関連業者がえさを運んできてくれた話でも、そのような地域外とのネットワークも認識し、構築しておく必要があります。地域と多角的につながりの強い畜産経営をつくり、それをサポートする必要があると考えています。