耕畜連携と飼料用米利用の戦略 ~ウスイプロジェクトの挑戦~

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 このような状態で2台のフレコンバックで、どうしても処理をしたいという強い思いから、機械の開発に着手しました。
 その中でヒントになったのが、泥のかぶった河川敷の牧草を処理するのに、チョッパーという機械がありますが、ロータリーが固定されず、フリーで回るような状態になり、2.5m、3mの草を数センチに切ることができるのです。その理論を応用したフリーハンマー方式で、もみごと粉砕する機械を開発しました。
 その開発の段階では、大体70%の破砕ができるようになり、破砕して半日ぐらい水に浸しておくと、膨潤化して消化率が上がるという研究データが出ていましたので、それに基づいてこの図のように牛舎の改造をしました。