『千屋牛』の地域内一貫生産体制を支えて

※画像をクリックすると拡大してご覧いただけます
 
 それでは、本来の太陽光発電システムの機器ということで、新見市では、平成14から16年度に、また、18年から20年度にかけて、草地林地一体的利用総合整備事業を活用して、施設等を大規模に増設、整備しました。
 その中で、私どもは19年から20年度に、総事業費を 6,500万円ほどかけて、太陽光発電システムをつくっていただきました。
 1割負担というお話がありましたが、市から非常に手厚い補助金をいただき、実際には5%ぐらいで済んでいるということです。非常に自己負担が少なくて済んで、7年もかからず5年以内でもう償還しています。
 そういった中で、私はその当時、場長もしていましたが、うちの社長もこれからの畜産は、環境に優しい畜産を目指さなくてはいけないと考えていました。当然、エネルギーというものは化石燃料等も含めいつまでもあるわけではなく、環境に優しい畜産経営をこれから目指していきます。千屋牛の価値観、環境に優しい畜産経営をしているという価値観をこれから図っていくことが大事だと思います。投資効果的に、果たしてこの太陽光発電システムが補助金なくしてやっていけるかというと、非常にそこは問題点も残ってくるかと思います。