『千屋牛』の地域内一貫生産体制を支えて

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 畜産を営む上で、ふん尿処理というのは、生産性のないものにお金をかけて畜産の経営を非常に圧迫する部分があります。そういったものを少しでもカバーしようと、この建物は公設民営型の哲多町堆肥センターで日量約30トンの堆肥が出てきます。その堆肥を、鶏と豚と牛、牛が6割、鶏が3割、豚が1割、6:3:1という比率の中で分類した堆肥をつくっています。
 これは3畜種をまぜることにより、窒素の消失率が非常によいということで、土壌の蘇生化にも非常に役立っていると聞き、この堆肥センターも私が代表で管理しています。秋になると堆肥が足らなくなるという状況もあります。畜産農家が安心して経営に打ち込める環境も、新見市が提供しているということで、非常にありがたいことです。