『特定疾病フリー』で新しい産地を目指す『新生養豚プロジェクト協議会』の取り組み

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 発生前は母豚でおよそ2万頭が地域にいたのですが、それを一気に2万頭戻すということが、各種豚メーカーや種豚の生産者に聞いてもまず難しいということでした。さらに、何でも集めればいいかというわけではありません。こういった特定疾病をやろうとしたときに、まず生産者に集まってもらい、このときに8社の種豚メーカーにも来て頂き、プレゼンテーションをしたのですが、今まで同じ種豚というのは不可能だったので、紹介という形でしました。
 あと、全国のJASVという民間開業獣医の養豚の専門の方のご協力をいただいて、PRRSがないということのメリットについてセミナーを開き、生産者自身の意識を、そういった特定疾病がないことのメリットをしっかりと認識した上で、スタートさせました。
 あとは、これが一番大きかったですが、再開するに当たって、いろいろなルールづくりをしました。導入計画書の提出と導入元の検査証明、そういったものを導入した後の導入届と陰性証明の提出をするということで進めていきました。