餌作り
【えさ・づくり】 自家用の飼料畑で生産した粗飼料を、自給飼料といいます。
自給飼料を作って収穫するまで、それぞれ専用の機械を使います。
肥育経営では、稲わらか乾燥した牧草しか使わない経営が多いですが、繁殖経営では、母牛に牧草やトウモロコシのサイレージを給与することもあります。
牧草
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1成長した牧草をディスクモア(モア、モアコンディショナー)という大きなバリカンのような機械で刈り取ります。
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5ラップしたロールは、「ロールベールラップサイロ」といいます。この中で牧草は発酵して、長期間保存が可能になり、母牛にとってはごちそうになります。
稲わら
稲わらは、特に肥育経営では重要な飼料です。ただし、飼料用に栽培しているのでは無く、お米を作っている農家さんから譲ってもらうか、業者から購入します。
農家さんから譲ってもらう場合、お米の収穫後に一斉に収穫作業(「ワラ集め」と言ったりします)を行うため、この時期が肥育経営では一番多忙になります。
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稲わらの収穫には、ロールベーラの他、この写真のようなキューブ上に収穫できるコンパクトベーラーという機械も使われます。
トウモロコシ
トウモロコシを飼料に使う際は、実も茎もまとめて細断し、「サイロ」で発酵させて使う方法が主流です(発酵させた飼料=“サイレージ”は人が食べる「漬け物」と同じようなものです)。
肥育経営ではあまり利用されませんが、繁殖経営では利用されています。
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