[4]その他再生・復興に向けて参考になる取組み

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 次、2番目に再生エネルギーの利用の事例です。畜産経営というのは畜舎でたくさんエネルギーを使っています。例えばこれは23年の数字で経営費に占める光熱動力費の割合をみてみると、酪農の場合、北海道で5%ぐらいあり、府県でも 4.3%、繁殖牛だと 5.3%です。もちろんそれなりのコストの割合を占めています。
 そういう意味では、光熱動力費を削減するということは日常的に行われている低コスト化の取り組みのひとつで、あとはこのような停電や断水に対する対策にもなるということです。事例の中では、その対策として再生エネルギーを使っていることが共通としてあります。
 再生エネルギーの事例としては4つあり、太陽光発電が2つ、ヒートポンプが1つ、もう1つは節電ポイントです。太陽光発電は改めて説明するまでもないと思いますが、去年から固定買い取り価格制度が始まり、かなり急速に普及しています。これが畜産の世界でも入ってきているということです。
 こういう太陽光発電にしろ、ヒートポンプにしても、やはり施設費が結構かかるのです。いずれも節電とか省エネの効果は大きいのですが、設置費用、初期投資が大きいことが難点として挙げられるということで、経済性の観点からは、通常この初期投資に対して効果、便益がどのぐらいあるかということで、回収年数、何年で回収できるかということがひとつのポイントになっているということです。