[4]その他再生・復興に向けて参考になる取組み

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 自然災害で、事例として上がってきたのは、集中豪雨、台風、地震というものであり、あと竜巻というものもあります。このように、災害はいろいろな種類があります。被害は共通しており、牛舎施設であれば、停電、断水、浸水。農地であれば、浸水したり瓦れきがたまったりという感じです。
 災害の種類はいろいろありますが、対応は共通するということです。
 事例の5~9は日高地域の事例です。その下の集中豪雨は佐呂間町、両方とも北海道の事例です。こういった台風とか竜巻によって浸水、停電、断水があり、比較的短期間で復旧しているのですが、このときの対応策として出されていたものは、家畜の避難先を確保するということでした。
 あとは、牛舎施設の電力量に合った発電機を用意する。また、水道に関しては、例えば自家水道と町営水道のように、どっちかがだめになってもどっちかが使えるような2つの系統を用意する、そんなことが対策として挙げられていました。
 その次の事例1というのは、北海道機関がまとめた地震対策マニュアルです。
 あとは事例50、実はこれは先ほどの口蹄疫と近い事例です。衛生リスクということで自然災害ではないのですが、経営にとってみれば、そういう伝染病、感染症の病気も、降ってわいてくるというと、少し言い過ぎかもしれませんが、自然災害と同じようにかかってくるということでこのグループの中に入っています。衛生リスクと防疫体制ということで、妻有畜産グループの事例ですが、この事例は地域一体型でオーエスキー病とかPRRSの清浄地域をつくったといった事例について紹介されています。