震災を乗り越えた若き牛飼いの道のり

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 私は父が始めた牛飼いを小さいころから手伝い、大学を卒業後、平成15年に後継者として就農しました。牛の管理を一通り覚えた平成16年10月23日に突然、震度7の中越大震災が発生しました。震源地に近かった山古志は道路が寸断され、孤立状態となり、山里の暮らしは一瞬にして崩壊してしまいました。