災害発生時に畜産経営が生産活動継続の上で直面した課題等
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これは規模別の酪農家の戸数の推移です。これでみると、全国では飼養頭数が30頭以下の農家は、全体の1/4くらいの割合ですが、それに比べ、東北3県の累計をみると、30頭以下で、経営者が高齢な世代の小さい農家は多いですが、今回の震災により減る傾向にあり、特に福島県ではこのような小規模の農家が減ってきています。
小規模の農家が減って、大規模にシフトできるかについての問題は、政府も6次産業化、大規模化を旗印に政策を進めてきましたが、東北の規模階層でも対応できるかを見極める必要があると感じています。