災害発生時に畜産経営が生産活動継続の上で直面した課題等
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2次的な影響として、飼料の供給状況ですが、飼料会社は大体海から原料を運んできますので、そのほとんどが沿岸部にあり、大きな被害を受けています。
例えば石巻港でも6工場ありますが、これは津波による直接的な被害と、もう1つ海水を被ったえさをどうするかという問題が後になり出て、これは売り物にはならず、瓦れき処理場に置いてありました。それが、莫大な山になり、夏に入りここから悪臭を発し、大変な問題になっていましたが、よく調べてみると、飼料というのはかなりエネルギー量が高いことから、燃やすとよく燃えて、瓦れきの助燃剤として活用することができました。それにより、重油をセーブでき、少しは役に立ったという話を聞いています。