地域の養豚経営と歩んだ復興

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 経営する上で風評被害が及ぼす一番大きな影響は、県内産の枝肉価格の低下で、確実にあってはならないことです。そのためには私たちは企業努力をし、安いえさの入手、コストを下げるための手法等、勉強もしなければなりませんが、どんなに努力をしても、それを利益にならない値段で売ったのでは経営は成り立ちません。
 現在は東京電力に賠償を請求している農場もありますが、4月から県の屠畜場の卸会社1社も、屠畜数の減頭を決めました。一番の理由として、東京で売れないということ、値段を下げざるを得ないということでした。