ちくさん WORK STYLE BOOK
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Webでさらに詳しくチェック!Webでさらに詳しくチェック!主な仕事内容仕事の魅力主な仕事内容仕事の魅力家畜人工授授精精師師・・家畜受精卵移移植植師師獣医医師師 牛は1頭1頭違いますし、新しい技術もどんどん登場するので、アンテナを高くし、いろいろなことを吸収していくことが大切です。さらに、農家さんに信頼される存在になるため、健康管理にも気を遣っています。牛飼いは休めない仕事なので、風邪などの病気を持っていったら農家さんに迷惑をかけてしまいます。また、直腸検査は感覚に頼る部分が大きく、体調不良の時は感覚が鈍るので、仕事の精度を高めるためにも就業時間と余暇時間のバランスを取るよう工夫しています。毎日、車に凍結精液を保存した液体窒素タンクを積み込み、何軒もの農家を回るので、安全運転にも心がけています。関連資格など●獣医師免許●家畜人工授精師●装蹄師関連資格など●家畜人工授精師●家畜受精卵移植師飼養・生産 子供時代から周囲に犬や猫がいる環境で育ち、動物が好きだったことが獣医師を目指すきっかけでした。勤務するのはNOSAIという大きな組織の診療所のため、繁殖や削蹄など専門分野のみならず幅広い仕事に携わることができます。牛の個体診療や急病対応はある程度の設備・チーム体制が無ければ難しく、また生産性を高めるために餌や繁殖計画、牛糞の状態などを見ながら総合的に治療方針を考えていくことができます。「治療をして終わり」という関係性ではなく、農家が働く上での喜びも分かち合うことが出来る点は大きな魅力。農家から直接「牛の具合良くなったよ、ありがとう」と言われた時は嬉しいし、牛の繁殖成績が良くなるなど数値的に目に見える成果が表れた時は、農家と一緒になって喜べることがやりがいになります。飼養・生産製造・加工流通・販売仕事のフェーズ製造・加工流通・販売仕事のフェーズ 牛や豚、鶏などの家畜は「産業動物」と呼ばれ、肉や乳などの生産量や品質が畜産・酪農家の収入を大きく左右します。産業動物獣医師はそんな農家からの依頼に応じた獣医療を提供します。仕事は多岐にわたりますが、大きく分けて①ワクチン接種や除角など家畜の健康を守る予防衛生、②品種改良や繁殖を目的に人工授精や受精卵の採卵、繁殖障害の治療などを行う生産獣医療、③病気や怪我の治療などを行う一般診療の3つがあります。また産業動物の獣医師は農場や生産現場に直接出向き、必要な治療や指導などを行います。農場と契約して家畜の健康管理等を行う管理獣医師もいます。 一般診療や繁殖検診、ワクチン接種などの諸業務を通して現場で学ぶことは多く、経験を重ねて高度な処置を行えるようになっていくなかで自身の成長を感じられます。また同じ農場に通うことが多いため農家との付き合いは深まり、信頼関係が生まれていきます。自分で治療方針を立てたり、農家への飼養管理のアドバイスなどを行い、家畜の健康状態が改善したときや「先生に診てもらえて良かった」と農家から感謝されることは大きな喜びに。最近では、経営管理や農場HACCP等の助言も行っています。農家と同じ目線で、畜産や酪農の将来を考えていける仕事です。 牛の発情を見つけた農家からの連絡を受けて牧場を訪問し、発情適期と判断したら、精液注入器を使って精液を母牛の子宮に注入します。定期的な繁殖検診により子宮や卵巣の状態をチェックし、獣医師と連携しながら栄養管理や繁殖管理も行います。「いい発情」を起こし、妊娠のお手伝いをすることが家畜人工授精師の役割です。また、家畜受精卵移植師は、受精卵の移植を行います。酪農において繁殖は経営に最も影響を及ぼすので、牛を飼う農家の重要なパートナーといえる仕事です。 牛の子宮や卵巣の位置や状態は個体差があり、1頭たりとも同じではないので、毎日が勉強です。新しい知識を得続ける努力が必要とされますが、学ぶことが尽きないという点は、この仕事のおもしろさでもあります。また、農家の要望に合わせて注入する精液を選択し、牛の妊娠が確認できた時、求める性質の牛を産ませることができた時などは、役目を果たすことができた達成感や、やりがいを味わうことができます。13

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