今後の課題でございます。自然・安全・安心という取り組みは以上でございます。牧野を活用した活動は資源管理につながるもので、後継者を含めて本当に頑張っているわけですが、そういう取り組みについてもう少し価格面に反映されてもいいのではないかと思っております。これは山形村に来た方々も、そういうファンでなくてもこれらの取り組みを評価してくれています。評価の声を価格に反映できてもいいのではないかと思っております。
 そして何よりも岩手県は高齢化の進行、担い手不足等々が課題となっておりまして、価格が上がっていないということもあり、思うように飼養頭数の拡大が進んでいないという現状がございます。安全・安心な牛肉を提供し、農業所得を確保し、その土地資源の有効利用、あるいは環境保全を守る、そういう役目をもつ短角の役目を果たすことを基本にしながら、特徴そのもののPRを行いつつ、販売方法と経費の適正な開示といいますか、それを皆さんにお知らせする。また情報交換などをしながら支援、支持の輪を広げていく。行政団体等が一体となった推進をしていくというようなことに努めてまいりたいと思います。