飼料稲の研究は、現地でそれぞれの地域に合った形でいろいろな取り組みがされております。ここでは鳥取県畜産農協さんで行われているこだわり鳥取牛の取り組みをご紹介したいと思います。農協がリードし、コントラクターを組織して、田植えから調製、それから堆肥の還元まで組織化して行っています。ホルスタインの去勢牛に給与し、そのブランド化を図っています。また、生協店舗で試食販売をしています。この農協は、消費者との交流を非常に大切にしており、その一環として飼料稲の田植え収穫などで交流し、地域産の粗飼料として飼料稲がしっかり根づいています。これが試食販売しているところの例です。