3つ目は収穫機械です。今までの飼料稲研究がなかなか現地に普及されなかった原因の一つとして、収穫機械の問題がありました。水田は非常に湿潤であり、場合によっては泥濘化もするという中で機械収穫をいかにするかが非常に大きな課題でした。このようななか、三重県を中心としたグループがコンバインにロールベーラーをとりつけるというタイプの専用収穫機を開発しました。また、クローラーをはかせると湿潤なところでの作業も可能なラッパーも開発しました。