一方、栄研化学は、1992年に新たな遺伝子増幅法であるLAMP法を開発しました。LAMPはLoop-mediated isothermal amplificationの略称です。ループを形成するアイソサーマル、反応が一定温度で進むという原理の特徴を、この名前は示しております。LAMP法は、従来法のPCR法と比べると短時間で簡単に目的のDNA配列を増幅することができます。