この表は、国富町における飼料稲の取り組みを年次別に示したものです。平成8年から平成11年までが立ち上がりの時期です。飼料稲の取り組みは平成8年にスタートしました。この頃、高収量の飼料専用稲の情報をつかんで、国富町でも導入を検討したいと考えていましたところ、農協が10a分の種子を入手することができました。この種子を葉たばこ農家で試作、肉用牛農家で試験給与した結果、収量も多く、牛の嗜好性も極めて高いという結果が得られました。翌年には、10戸の葉たばこ農家や畜産農家が参加して1.2haの試験栽培を実施し、その成果は町内関係者の大きな注目を集めました。こうして栽培面積は、10年には20.4ha、11年には40.2haと急増しました。