(図2) ELISA法とウエスタンブロット法の検出感度の比較
 スクレイピー発症マウスの脳および脾臓の乳剤を正常マウスのそれぞれの乳剤で2倍段階希釈し、それぞれ試料調整を行い、PrPscの検出を行なった。図には23希釈(全組織量25mg中スクレイピー組織2.5r)から211希釈(全組織量25mg中スクレイピー組織9.8μg)までを示した。
A、Bは脳、C、Dは脾臓、A、CはELISA、B、Cはウエスタンブロット。17K、21Kおよび24.5KはPrPscの3本のバンドの位置を示す。