酪農

牛を飼って、乳を搾る仕事。

主に牛を飼育し、牛乳やチーズ、バターなどの原料の生乳を生産する畜産業を「酪農(らくのう)」といいます。(殺菌前の牛乳を生乳といいます)
現在、日本には酪農経営が17,700戸。そこで1,370,000頭の乳牛が飼われていて、年間7,334,000tの生乳が生産されています。

牛乳を作るためには、①母牛に子供を産ませ、②約10ヶ月間牛乳を絞り、③その間に次の子牛を妊娠させ、④出産2ヶ月前から出産に備えて絞るのを止める(乾乳:かんにゅうといいます)の繰り返しです。母牛は10ヶ月間で約8,100kgの乳を生み出します。

酪農

このサイトでは、酪農の農場での仕事・作業内容を写真でご紹介します。ご自分で酪農を始めたいとお考えの方、酪農の農場で働いてみたい方。このサイトで酪農を感じて下さい。
農場でお待ちしています。

【参考】酪農経営の一日(例) 酪農

目次

酪農経営は、乳を搾る牛( 搾乳牛: さくにゅうぎゅうといいます) の頭数によって牛舎の構造が異なります。乳牛を同じ場所につないで飼育する「つなぎ牛舎」。乳牛の頭数が多くなると、「 フリーストール」「フリーバーン」と呼ばれる、柵で囲って放し飼いする方法がとられます。それぞれの牛舎での作業内容を、作業の順に沿ってご紹介します。

また、酪農で大事な「牛の餌作り」「子牛の哺育・育成」「ふん尿の処理」についても、写真とともにご紹介します。