国産稲ワラ粗飼料利用率向上シンポジウムを開催


 全国農業会議所と全国農業経営者協会の主催による「第1回国産稲ワラ粗飼料利用率向上シンポジウム」が平成12年8月31日、東京墨田区の第一ホテル両国で開催された。

 清塚利夫会長(全国農業経営者協会)の挨拶の後、鈴木徹課長補佐(農水省畜産局自給飼料課)の「国産稲ワラの粗飼料利用率向上に向けて」と題した基調講演が行われ、@わが国の稲ワラ総生産量900万tのうち飼料用利用率はわずか1割程度である一方、中国や台湾などから年間約26万tが輸入されており、国内資源の有効利用の促進を図る必要があること、A92年ぶりに発生した口蹄疫の感染源として輸入粗飼料が疑われており、輸入稲ワラを国産に切替えるなど可能な限りの改善策を措置しなければならないこと、B国産稲ワラ緊急確保対策協議会が発足、稲ワラの収集・供給に対する国の助成措置の拡充等について講演された。

 引続き、増井和夫氏(農林業ジャーナリスト)をコーディネーターにシンポジウムが行われ、稲作経営者と畜産経営者が手をつなぎ、利用率を向上させるための具体的な取組みや課題について議論が交わされた。



本記事は、畜産コンサルタント2000年10月号にも掲載されています。
※情報は掲載当時のものです。