協議会設立の目的

 畜産物の安全性向上のためには、個々の畜産農場における衛生管理をより向上させ、健康な家畜を生産することが重要となっております。

 このため、農林水産省では、畜産農場に危害要因分析・必須管理点(HACCP)の考え方を取り入れ、家畜の所有者自らがハザードや管理点を設定し、記録し、農場段階での危害要因をコントロールする飼養衛生管理(いわゆる農場HACCP)を推進しており、平成218月には、「畜産農場における飼養衛生管理向上の取組認証基準(農場HACCP認証基準)を公表しました。

 このような中で、この農場HACCP認証基準に基づく認証の適正化及び普及・推進を図ることを目的として、農場HACCP認証基準に基づき農家の認証を行う団体、学識経験者及びその他関係団体により、「農場HACCP認証協議会」を平成233月に設立いたしました。

協議会の主な活動

(1)認証農場の取りまとめ、公表 
(2)認証マークの交付状況の取りまとめ、公表
(3)認証手続きに係るガイドライン等の作成
(4)農場HACCP認証の普及、啓発
(5)審査員会議の開催及び審査員の登録
(6)その他認証協議会の目的を達成するために必要な事業

協議会組織

〔役員〕
 会 長:酒井健夫(日本大学 学長)
 副会長:宮島成郎((一社)日本家畜人工授精師協会 会長)
 監 事:澤田 一彦(エス・エム・シー(株))

 〔会員〕
 (公社)中央畜産会(協議会事務局担当)
 (一社)日本養豚開業獣医師協会
 (株)エスエムシー   等

農場HACCP認証協議会の活動について

 (1)平成23年度総会(平成23926日開催)

認証機関の認定申請受付について

農場HACCP認証協議会(以下「協議会」という)が会員の中から認証機関として認める基準となる「農場HACCP認証機関に対する一般要求事項」を承認。《協議会では、これに基づき認証機関として活動を予定している会員からの、認証機関認定の審査申請を受け付けております。》

@審査員について

上記認証機関で実際に審査を実施する審査員を協議会に登録するための「農場HACCPに係る審査員の登録に関する規定」を承認。《協議会では、これに基づき審査員の登録を希望する方々からの、審査員の登録申請を受け付けております。》

《認証審査について》

 今後、協議会では認証機関の審査を実施し、認定された認証機関(以下「認定機関」)につきましては、順次当ホームページで公表していきます。認定機関では各々が定めるマニュアルに基づいた、「農場HACCP認証基準」に基づく認証審査の受付を始めることになります。これにつきましては、今後本事業に取り組むこととなる、各々の認定機関のホームページ等でご確認いただくことになります。

 (2)平成22年度総会(平成23310日開催)
  ① 協議会の設立及び規約の承認
  ② 協議会役員の承認
  ③ 事業計画、会費及び諸規定の承認


お問合せ先

農場HACCP認証協議会事務局担当
(中央畜産会衛生指導部)
  TEL:036206-0835
 FAX:03-3256-9311
 e-mail eisei@sec.lin.gr.jp

※セキュリティの都合で、e-mailの@を全角で記載してありますので、メール送信時は、@(半角)に直して送信ください