畜産豆知識

PL法(製造物責任法)


 PL法(製造物責任法)は、平成6年7月1日に公布され、7年7月1日から施行されました。  製造物責任法という言葉は、英語のProduct Liabilityの直訳後ですが、わが国では単語の頭文字をとってPLと略されています。意訳すると、製品の欠陥に起因する損害賠償責任ということになります。
 PL法導入の目的は、大量生産・大量消費の現代社会において製品に起因する消費者被害を円滑かつ適切に救済するという観点から、損害賠償責任の要件を過失責任から欠陥責任に転換することによって、被害者の立証負担を軽減することにあります。
 一方、PL法の意義は、@製品の欠陥に起因する事故発生防止(予防、再発防止)、A万が一、製品の欠陥に起因する被害発生の場合は的確に損害賠償責任を果たす、ということです。当然、製造業者がまず重視すべきは@の事故防止ということになりますので、製品安全対策を見直し実施することが必要となります。
 近年、畜産経営においても、畜産物を単に生産するのみでなく、加工・流通まで手掛ける経営が増えてきました。例えば、酪農で自前のプラントを持ってアイスクリームやチーズの加工を行い、独自に販売したりするなどの動きです。
 このような経営の展開を計画する際には、食品衛生法などとともに、このPL法について十分理解して取り組むことが必要になっています。


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