平成14年畜産物生産費の概要

――牛乳・子牛・肥育牛(去勢若齢、乳用雄、交雑種)・
育成牛(乳用雄、交雑種)・肥育豚の生産費と収益性――
 

 農林水産省統計情報部は、このほど、農業経営統計調査による平成14年畜産物生産費を公表した。これは、牛乳(全国)、子牛、去勢若齢肥育牛、乳用雄育成牛、乳用雄肥育牛、交雑種育成牛、交雑種肥育牛、肥育豚の8畜種について、平成13年4月〜14年3月までの生産費を調査したもの。調査結果の概要は次の通り。

利用上の注意
・搾乳牛通年換算1頭当たり生産費は、1戸当たり生産費を年間月平均搾乳牛(乾乳中の牛を含む)飼養頭数で除して算出したものである。
・生乳100kg当たり生産費は、搾乳牛通年換算1頭当たり生産費を、乳脂肪分3.5%換算乳量および実搾乳量で除して算出したものである。
なお、乳脂肪分3.5%換算乳量の算出方法は、以下の通りである。
〔乳脂肪分3.5%換算乳量=乳脂肪量(実搾乳量×乳脂肪分)÷0.035〕
・家族労働費は、家族労働時間に「毎月勤労統計調査」(厚生労働省)の建設業、製造業および運輸・通信業に属する5〜29人規模の事業所における賃金データ(都道府県単位)を基に算出した男女同一単価(当該地域で男女を問わず実際に支払われた平均賃金)を乗じて評価したものである。
・「収益性」の所得および家族労働報酬の算出方法は以下の通りである。
(1)所得=粗収益−〔生産費総額−(家族労働費+自己資本利子+自作地地代)
  ただし、生産費総額=費用合計+支払利子+支払地代+自己資本利子+自作地地代
(2)1日当たり所得=所得÷家族労働報酬×8〔1日換算〕
(3)家族労働報酬=粗収益−(生産費総額−家族労働費)
(4)1日当たり家族労働報酬=家族労働報酬÷家族労働時間×8(1日換算)
・統計表に使用した符号は次の通りである。
「−」:該当のないもの。
「0」、「0.0」:単位に満たないもの。
「△」:負数または減少したもの。

牛乳(全国)

子牛価格の低下、飼料費の増加が響き、生乳100kg当たりで1.3%増

 平成14年の搾乳牛通年換算1頭当たり(以下「搾乳牛1頭当たり」という)の資本利子・地代全額算入生産費(以下「全算入生産費」という)は、63万6859円で、前年に比べ1.5%増加し、生乳100kg当たり(乳脂肪分3.5%換算)全算入生産費は7378円で、前年に比べ1.3%増加した(表−1)

(表−1)平成14年牛乳の生産費
単位:円、%
区     分 搾乳牛通年換算1頭当たり 生乳100kg当たり
実  数 対前年増減率 実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
450,048
193,011
1.9
△1.8
5,214
2,236
1.8
△1.8
費   用   合   計 643,059 0.8 7,450 0.7
生産費(副産物価格差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
593,632
605,110
636,859
1.6
1.6
1.5
6,878
7,011
7,378
1.5
1.5
1.3

 搾乳牛1頭当たり全算入生産費の増加は、乳雄種および交雑種子牛価格の低下により副産物価額が減少した一方、配合飼料価格の上昇により飼料費が増加したことなどによる。

 搾乳牛1頭当たり粗収益は70万3285円で、主産物価額は増加したものの、副産物価額が減少したことから前年並み、搾乳牛1頭当たり所得は23万1715円で、3.5%減少した(表−2)

(表−2)牛乳生産経営の収益性(搾乳牛通年換算1頭当たり)
単位:円、%
  粗収益 所  得 家族労働報酬
区  分 搾 乳 牛
通年換算
1頭当たり
搾 乳 牛
通年換算
1頭当たり
1日当たり 搾 乳 牛
通年換算
1頭当たり
1日当たり
平成14年
〃 13年
703,285
703,199
231,715
240,226
16,823
17,145
199,966
208,219
14,518
14,861
対前年増減率 0.0 △3.5 △1.9 △4.0 △2.3

(表−3)酪農経営の経営収益
単位:千円、%
区  分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
  酪農収入
平成14年
〃 13年
31,631.2
30,700.7
29,885.9
28,928.7
23,634.6
22,697.9
7,996.6
8,002.8
対前年増減率 3.0 3.3 4.1 △0.1
 飼養頭数規模
 1〜10頭未満
 10〜20
 20〜30
 30〜50
 50〜80
 80頭以上

6,749.1
13,142.1
21,294.6
32,040.1
48,473.7
80,996.9

4,387.9
10,949.3
19,333.0
30,763.3
48,780.5
79,560.8

4,555.2
9,823.7
15,910.4
23,759.0
35,330.1
63,922.7

2,193.9
3,318.4
5,384.2
8,281.1
13,143.6
17,074.2

子牛

1頭当たり前年比0.3%減の44万5000円

 平成14年の子牛1頭当たり全算入生産費は44万4938円で、前年に比べ0.3%減少した(表−4)

(表−4)平成14年子牛の生産費(子牛1頭当たり)
単位:円、%
区     分 実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
224,996
200,199
1.4
△2.8
費   用   合   計 425,195 △0.6
生産費(副産物価額差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
382,853
389,518
444,938
△0.5
△0.4
△0.3
注:粗収益および所得には、肉用子牛生産者補給金等の奨励補助金を含まない

 子牛1頭当たり全算入生産費が減少したのは、配合飼料価格の上昇から飼料費が増加した一方、繁殖用雌牛価格の低下から繁殖雌牛償却費が減少したことなどによる。

 繁殖雌牛1頭当たり粗収益は35万2271円で、和子牛市場価格が大幅に低下したことにより前年に比べ13.2%減少し、1頭当たり所得は11万8186円で、前年に比べ32.5%減少した(表−5)

(表−5)子牛生産経営の収益性(繁殖雌牛1頭当たり)
単位:円、%
区  分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
352,271
405,652
118,186
175,141
6,654
9,724
62,602
119,764
3,524
6,649
対前年増減率 △13.2 △32.5 △31.6 △47.7 △47.0
注:粗収益および所得には、肉用子牛生産者補給金等の奨励補助金を含まない

(表−6)子牛生産経営の経営収益
単位:千円、%
区  分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
平成14年
平成13年
5,131.4
5,376.1
3,661.1
3,597.7
1,470.3
1,778.4
対前年増減率 △4.6 1.8 △17.3
繁殖雌
牛飼養
頭数規模
 2〜5頭未満
 5〜10
 10〜20
 20頭以上
3,359.6
5,191.9
6,399.4
14,278.9
2,385.6
3,452.9
4,630.0
11,072.3
974.0
1,739.0
1,769.4
3,206.6

去勢若齢肥育牛

モト畜費、飼料費の増加により1頭当たり3%弱の増加

 平成14年の去勢若齢肥育牛1頭当たり全算入生産費は77万6073円で、前年に比べ2.9%増加し、生体100kg当たり全算入生産費は11万1438円で、前年に比べ1.3%増加した(表−7)

(表−7)平成14年去勢若齢肥育牛の生産費
単位:円、%
区     分 1頭当たり 生体100kg当たり
実  数 対前年増減率 実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
679,295
83,232
3.1
△2.2
97,543
11,951
1.6
△3.7
費   用   合   計 762,527 2.5 109,494 1.0
生産費(副産物価格差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
746,394
759,704
776,073
2.8
2.9
2.9
107,177
109,088
111,438
1.3
1.3
1.3
注:粗収益および所得には、肉用牛肥育経営安定対策(マル緊)助成金等の奨励補助金を含まない

 1頭当たり全算入生産費が増加したのは、もと牛導入時期(主に平成11年8月〜12年7月)におけるモト牛価格が上昇し、モト畜費が増加したこと、配合飼料価格の上昇から飼料費が増加したことなどによる。

 1頭当たり粗収益は62万7740円で、和牛市場価格が大幅に低下したことにより前年に比べ14.3%減少し、1頭当たり所得は前年に比べ大幅に減少した(表−8)

(表−8)去勢若齢肥育牛経営の収益性
単位:円、%
区  分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
627,740
732,500
△66,819
59,466

8,669
△83,188
43,257

6,306
対前年増減率 △14.3
注:粗収益および所得には、肉用牛肥育経営安定対策(マル緊)助成金等の奨励補助金を含まない

(表−9)去勢若齢肥育牛経営の経営収益
単位:千円、%
区    分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
平成14年
〃 13年
24,471.4
23,969.1
19,694.2
19,639.0
4,777.2
4,330.1
対前年増減率 2.1 0.3 10.3





 1〜10頭未満
 10〜20
 20〜30
 30〜50
 50〜100
 100頭以上
7,639.2
11,714.4
15,244.7
26,674.3
38,288.0
92,296.3
5,385.4
8,939.8
12,134.5
20,170.0
30,371.8
78,971.7
2,253.8
2,774.6
3,110.2
6,504.3
7,916.2
13,324.6

乳用雄育成牛

1頭当たり前年比16%増の12万5000円を超える

 平成14年の乳用雄育成牛1頭当たり全算入生産費は12万5376円で、前年に比べ16.3%増加した(表−10)

(表−10)平成14年乳用雄育成牛の生産費
単位:円、%
区     分 1頭当たり
実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
109,247
15,291
20.4
△8.6
費   用   合   計 124,538 15.8
生 産 費(副産物価額差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
122,087
123,147
125,376
16.7
16.5
16.3
注:粗収益および所得には、肉用子牛生産者補給金等の奨励補助金を含まない

 1頭当たり全算入生産費が増加したのは、モト牛導入時期(主に平成12年10月〜13年9月)におけるモト牛価格が上昇し、モト畜費が増加したこと、配合飼料価格の上昇から飼料費が増加したことなどによる。

 1頭当たり粗収益は6万5803円で、乳用子牛市場価格が大幅に低下したことにより前年に比べ29.0%減少し、1頭当たり所得は前年に比べ大幅に減少した(表−11)

(表−11)乳用雄育成牛の収益性
単位:円、%
区 分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
65,803
92,673
△44,690
632

501
△46,919
△1,446

対前年増減率 △29.0
注:粗収益および所得には、肉用子牛生産者補給金等の奨励補助金を含まない

(表−12)乳用雄育成牛経営の経営収益
単位:千円、%
区    分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
平成14年
〃 13年
51,360.3
49,407.8
47,538.1
39,533.5
3,822.2
9,874.3
対前年増減率 4.0 20.2 △61.3
飼養
頭数
規模
 5〜20頭未満
 20〜50
 50〜100
 100頭以上
30,951.8
46,325.4
58,140.8
60,718.0
25,128.4
44,229.9
54,769.5
57,367.5
5,823.4
2,096.6
3,371.3
3,350.5

乳用雄肥育牛

市場価格の大幅ダウンで、収益性が悪化

 平成14年の乳用雄肥育牛1頭当たり全算入生産費は35万1983円で、前年に比べ6.9%増加し、生体100kg当たり全算入生産費は4万6413円で、前年に比べ6.0%増加した(表−13)

(表−13)平成14年乳用雄肥育牛の生産費
単位:円、%
区     分 1頭当たり 生体100kg当たり
実  数 対前年増減率 実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
312,790
34,230
7.8
0.6
41,245
4,513
6.9
△0.2
費   用   合   計 347,020 7.1 45,758 6.2
生産費(副産物価格差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
339,874
344,535
351,983
7.3
7.3
6.9
44,816
45,431
46,413
6.4
6.4
6.0
注:粗収益および所得には、肉用牛肥育経営安定対策(マル緊)助成金等の奨励補助金を含まない

 1頭当たり全算入生産費が増加したのは、モト牛導入時期(主に平成12年1月〜12年12月)におけるモト牛価格が上昇し、モト畜費が増加したこと、配合飼料価格の上昇から飼料費が増加したことなどによる。

 1頭当たり粗収益は25万5368円で、乳用種市場価格が大幅に低下したことにより前年に比べ26.4%減少し、1頭当たり所得は前年に比べ大幅に減少した(表−14)

(表−14)乳用雄肥育牛の収益性
単位:円、%
区 分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
255,368
346,973
△63,161
51,592

20,730
△70,609
43,288

17,393
対前年増減率 △26.4
注:粗収益および所得には、肉用牛肥育経営安定対策(マル緊)助成金等の奨励補助金を含まない

(表−15)乳用雄肥育牛経営の経営収益
単位:千円、%
区    分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
平成14年
〃 13年
40,570.2
44,599.1
35,372.5
37,129.3
5,197.7
7,469.8
対前年増減率 △9.0 △4.7 △30.4





 1〜10頭未満
 10〜20
 20〜30
 30〜50
 50〜100
 100頭以上
19,822.3
16,802.0
24,095.7
31,306.4
37,419.5
62,402.1
17,540.1
13,584.7
17,720.9
27,465.3
37,482.7
53,001.7
2,282.2
3,217.3
6,374.8
3,841.1
△63.2
9,400.4

交雑種育成牛

1頭当たり生産費、前年比21%の大幅上昇

 平成14年の交雑種育成牛1頭当たり全算入生産費は19万5274円で、前年に比べ21.6%増加した(表−16)

(表−16)平成14年交雑種育成牛の生産費
単位:円、%
区     分 1頭当たり
実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
177,367
16,570
25.8
△11.5
費   用   合   計 193,937 21.5
生 産 費(副産物価額差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
191,428
192,710
195,274
22.1
21.8
21.6
注:粗収益および所得には、肉用子牛生産者補給金等の奨励補助金を含まない

 1頭当たり全算入生産費が増加したのは、モト牛導入時期(主に平成12年9月〜13年8月)におけるモト牛価格が上昇し、モト畜費が増加したこと、配合飼料価格の上昇から飼料費が増加したことなどによる。

 1頭当たり粗収益は15万4319円で交雑種子牛市場価格が大幅に低下したことにより前年に比べ11.2%減少し、1頭当たり所得は前年に比べ大幅に減少した(表−17)

(表−17)交雑種育成牛経営の収益性
単位:円、%
区 分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
154,319
173,801
△26,775
30,128

22,674
△29,339
27,729

20,868
対前年増減率 △11.2
注:粗収益および所得には、肉用子牛生産者補給金等の奨励補助金を含まない

(表−18)交雑種育成牛経営の経営収益
単位:千円、%
区    分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
平成14年
〃 13年
62,295.9
52,258.2
53,015.5
42,734.7
9,280.4
9,523.5
対前年増減率 19.2 24.1 △2.6
飼養
頭数
規模
 5〜20頭未満
 20〜50
 50〜100
 100頭以上
31,272.9
31,282.0
45,682.9
107,639.6
25,034.0
25,633.0
39,437.4
93,087.3
6,238.9
5,649.0
6,245.5
14,552.3

交雑種肥育牛

1頭当たり粗収益、前年比22%減の38万6500円

 平成14年の交雑種肥育牛1頭当たり全算入生産費は44万8016円で、前年に比べ2.1%増加し、生体100kg当たり全算入生産費は6万2730円で、前年に比べ1.5%増加した。

 1頭当たり全算入生産費が増加したのは、配合飼料価格の上昇から飼料費が増加したことなどによる(表−19)

(表−19)平成14年交雑種肥育牛の生産費
単位:円、%
区     分 1頭当たり 生体100kg当たり
実  数 対前年増減率 実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
396,266
42,275
2.6
△1.9
55,485
5,919
2.0
△2.4
費   用   合   計 438,541 2.2 61,404 1.6
生産費(副産物価格差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
430,533
436,888
448,016
2.0
2.1
2.1
60,283
61,172
62,730
1.4
1.5
1.5
注:粗収益および所得には、肉用牛肥育経営安定対策(マル緊)助成金等の奨励補助金を含まない

 1頭当たり粗収益は38万6509円で、交雑種市場価格が大幅に低下したことにより前年に比べ22.0%減少し、1頭当たり所得は前年に比べ大幅に減少した(表−20)

(表−20)交雑種肥育牛経営の収益性
単位:円、%
区 分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
386,509
495,585
△18,341
101,034

33,208
△29,469
90,311

29,683
対前年増減率 △22.0
注:粗収益および所得には、肉用牛肥育経営安定対策(マル緊)助成金等の奨励補助金を含まない

(表−21)交雑種肥育牛経営の経営収益
単位:千円、%
区    分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
平成14年
〃 13年
33,329.4
33,544.8
27,530.5
26,407.6
5,798.9
7,137.2
対前年増減率 △0.6 4.3 △18.8





 1〜10頭未満
 10〜20
 20〜30
 30〜50
 50〜100
 100頭以上
12,006.8
11,008.0
15,919.3
18,225.1
30,669.6
66,268.6
9,921.5
8,440.1
14,783.6
14,686.1
25,975.9
54,290.8
2,085.3
2,567.9
1,135.7
3,539.0
4,693.7
11,977.8

肥育豚

生産費増も肉豚市場価格の上昇により好調な収益性

 平成14年の肥育豚1頭当たり全算入生産費は2万8215円、前年に比べ2.7%増加し、生体100kg当たり全算入生産費は2万5479円で、前年に比べ1.8%増加した(表−22)

(表−22)平成14年肥育豚生産費の生産費
単位:円、%
区     分 1頭当たり 生体100kg当たり
実  数 対前年増減率 実  数 対前年増減率
物     財     費
労     働     費
23,337
4,799
4.0
△2.5
21,074
4,334
3.1
△3.3
費   用   合   計 28,136 2.8 25,408 2.0
生産費(副産物価格差引)
支払利子・地代算入生産費
資本利子・地代全額算入生産費
27,217
27,498
28,215
2.6
2.6
2.7
24,578
24,832
25,479
1.7
1.7
1.8

 1頭当たり全算入生産費が増加したのは、配合飼料価格の上昇により飼料費が増加したことなどによる。

 1頭当たり粗収益は3万2523円で、肉豚市場価格の上昇により、前年に比べ14.8%増加し、1頭当たり所得は8492円で前年に比べ61.4%増加した(表−23)

(表−23)肥育豚経営の収益性
単位:円、%
区 分 1 頭
当たり
粗収益
所  得 家族労働報酬
1頭当たり 1日当たり 1頭当たり 1日当たり
平成14年
〃 13年
32,523
28,328
8,492
5,261
24,437
14,716
7,775
4,576
22,374
12,800
対前年増減率 14.8 61.4 66.1 69.9 74.8

(表−24)肥育豚経営の経営収益
単位:千円、%
区  分 農業粗収益 農業経営費 農業所得
  養豚収入
平成14年
〃 13年
36,682.7
31,978.3
34,301.3
29,502.7
28,013.9
25,364.7
8,668.8
6,613.6
対前年増減率 14.7 16.3 10.4 31.1





 1〜100頭未満
 100〜200
 300〜500
 500〜1,000
 1,000頭以上
5,772.8
14,407.1
23,630.6
40,638.1
94,097.1
3,242.4
11,533.9
21,120.5
38,565.1
92,144.9
4,173.1
10,103.0
18,374.0
32,030.0
71,519.6
1,599.7
4,304.1
5,256.6
8,608.1
22,577.5