経営データを総合的に提供する
酪農経営データベースの活用

 

(社)中央畜産会事業第一統括部(情報業務)


 
 はじめに

 畜産関連の情報提供については、農林水産省生産局畜産部、独立行政法人家畜改良センターおよび畜産関係団体等が連携し、生産者、支援者、消費者等に対し、畜産に関係した各種情報の迅速な提供に努めています。現在は、インターネット上で情報提供を実施しており、そのネットワークを「畜産情報ネットワーク(LIN)」と総称しています。

 畜産情報ネットワークで提供される情報は、主に一般公開されているデータですが、それ以外に各種の事業で収集された経営個々のデータもあります。それらのデータを効率よく束ね、1ヵ所からダイレクトに電子データで経営者に提供できる仕組みがあれば、経営者自らが分析を行うことが可能となり、畜産経営を支援する組織も、一元化された共通データを活用でき、統一した支援も可能となってきます。また、インターネット等の通信技術も進み、それらを行う社会インフラ(インフラストラクチャー=基礎構造)も整ってきた状況にあります。 

 中央畜産会では、平成11年度より、農畜産業振興事業団指定助成対象事業において、担い手集中経営支援体制整備事業に取組みました。この事業は、畜産に係る経営・技術等の各種情報を個別経営ごとに集計・分析を行い、有効活用する体制整備を行うとともに、これらの情報をもとに、畜産経営体の経営を重点的かつ、効率的に支援することを目的とした事業です。 

 具体的には、経営ごとの畜産関係情報をデータベース化し、迅速なデータの提供(入手)、データを活用するための分析システムの提供を行い、経営の自己管理、支援組織による支援等の実施を目的としています。 

 今般、本事業の一環として、本会では中央酪農会議、家畜改良事業団等と連携し、「酪農経営データベース」を構築し、現在その運用が始まりました。酪農家の皆様、酪農家を支援する関係者の方々に利用いただきたいと思いますので「酪農経営データベース」について紹介します。
 
 
 酪農経営データベースとは?
○酪農家個々の経営技術情報をデータベース化 

○データベースから必要なデータをいつでも迅速に入手可能 

○入手したデータを自身のパソコンで分析(参加者には分析ソフトを提供) 

○地域支援組織(者)が酪農家をバックアップ 

○セキュリティの高い利用者を限定したクローズドなネットワーク

 酪農経営データベースは、単にデータベースを指すのではなく、データベースからデータを取出し、そのデータを分析・活用する一連を意味します。全体概要は、図−1のとおりです。活用されるデータは、図の酪農データベースに蓄積され、自分のパソコンからネットワークを経由してデータをダウンロードし、提供された分析ソフトを利用してさまざまな分析が行えます。

図−1 酪農経営データベースの概念図

 また、本ネットワークは、インターネットと見かけ上は変わりませんが、各経営の個別データをデータベースに蓄積しますので、そのデータが漏洩しないよう、いわゆるクローズドなネットワークで、クラッカー等による外部からの不正アクセスが行えないよう利用者を特定した仕組みで構築しています。 

 具体的には、NTTPCコミュニケーションズが提供している、NNCS(NTT Network Connect Services)を利用し、利用者を特定したID(個人認証番号)・パスワード管理によるセキュリティの高いクローズドなネットワークとなっていますのでご安心下さい。
 
 
 提供されるデータは?
○酪農全国基礎調査データ(中央酪農会議) 

○経営診断等で収集された経済データ(都道府県畜産会) 

○牛群検定データ(家畜改良事業団)

 データベースからの入手データ(データベースに蓄積されるデータ)は、各経営の、(1)経営概況を把握した酪農全国基礎調査データ(中央酪農会議)、(2)経営診断等で収集された経済データ(都道府県畜産会)、(3)牛群検定データ(家畜改良事業団)です。

 これらのデータは、上記各団体が実施している各事業の中で収集されたデータですから、本データベースに蓄積するデータは、この酪農経営データベースに参加されデータの蓄積を了承された酪農家のデータのみが蓄積されています。
 
 酪農経営データベースの利用者は?
○酪農家(パソコンをお持ちでもお持ちでなくても可) 

○地域支援組織(者)(ただし、参加される酪農家の了承が必要) 

○パソコンを利用される方(ダウンロードして自己分析される方)は、
  別途NNCSへの加入が必要

  酪農家の経営個別データを蓄積していますから、その利用は当然酪農家の皆様が対象です。 

 パソコンをお持ちでも、お持ちでなくても大丈夫です。図−1の概要図では、パソコンを利用し、データをダウンロードして分析する流れになっていますが、必ずしも、パソコンを持っていないと利用(参加)できないかというと、そうではありません。その場合は、地域支援組織の方が、代行してデータベースから情報を収集し、分析・各種情報を酪農家に提供し、皆様をバックアップします。パソコンがあれば、自ら分析が出来ますが、地域支援組織も支援を行います。 

 自らパソコンを利用する場合、本ネットワークは、クローズドなネットワークであるため、インターネットを経由して、本ネットワークにデータを取りに行くことは出来ません。そのために、NNCSというサービス網に新たに加入いただく必要があります。利用料金等が発生しますが、詳細は後述します。 

 また、酪農家を支援いただく支援組織の参加に当たっては、「酪農家が支援組織に対し、個別データを利用してもよい」という了承があった場合に本データベースに参加することが可能となります(参加手続きの項参照)。 

 酪農家の本データベースの利用方法をまとめると表−1のとおりとなります。 

表−1 データベースの利用方法


 
 酪農経営データベースの機能は?
○NNCSを経由して、酪農経営データベースホームページ上で行う機能 
  • 経済データ、牛検データのダウンロード
  • 総合ポジショニング分析、酪農全国基礎調査検索分析システム
  • 提供ソフトのバージョンアップ
  • お知らせ等 
○そのダウンロードしたデータを、自身のパソコンで分析する機能 
  • 酪農経営分析システム
  • 牛群管理プログラム 

 酪農経営データベースの機能は、大別すると、(1)NNCSを経由して、酪農経営データベースホームページ上で行う機能(主にデータのダウンロード)、(2)そのダウンロードしたデータを自身のパソコンで分析する機能に分かれます。

 自らのパソコンで自己分析しない方は、同様の情報が支援組織を通じて提供されます。 

 以下、それぞれに分けて内容を説明します。
 
 酪農経営データベースホームページの機能 

 NNCSを経由して接続した酪農経営データベースホームページは図−2の画面です。その主な機能には以下のものがあります(表−2)。 

図−2 酪農経営データベースホームページ

表−2 酪農経営データベースホームページの機能


 
区  分 機能概要
ホーム 酪農経営データベースホームページのトップ画面
お知らせ データ更新情報、ソフトのバージョンアップ情報などを表示
総合ポジショニング 経営概要、経営関係、牛群検定結果の主要項目について、あなたの実績と全国平均値等を表示
酪農全国基礎調査検索分析システム 酪農全国基礎調査検索分析システムの利用
ダウンロード
 経済データ
 牛検データ
経済データ、牛群検定データのダウンロード
支援者リスト データ利用を了承している支援者の確認
バージョンアップ 分析システムのバージョンアップ
お問い合わせ先 お問い合わせ先の表示

(1) データのダウンロード 

 データのダウンロードは、「経済データ、牛群検定データ」の2種類があり、常に最新のデータを取出すことができます。特に、デイリーな管理を行う酪農経営において、牛群検定結果は非常に重要な情報です。本データベースでは、検定記録を送信した日を起点日とすると、翌日夜間には、酪農データベースに牛検データが蓄積され起点日から3日目には、牛群検定がダウンロードできるようになりますので、迅速な経営判断が可能となります。 

(2) ホームページ上での分析

 「ホームページ上で分析を行う機能」は、表−2で示した「総合ポジショニング」と「酪農全国基礎調査検索分析システム」の2つがあります。 

 総合ポジショニング:酪農経営データベースに蓄積されている経営概要、経済関係、牛群検定のそれぞれの主要な項目について、あなたの実績、全国および北海道や都府県別に平均値を表示し自分の経営の位置(ポジション)を、表、棒グラフ、レーダーチャートで表示しています(図−3)。経営概況、経済、技術データという各経営要素を1つにして、他の平均値と比較してみることで、自分の経営水準、技術水準を確認することができ、経営レベルを計ることができます。 

図−3 総合ポジショニング

 酪農全国基礎調査検索分析システム:中央酪農会議が実施している酪農全国基礎調査結果をもとに、現状の酪農経営を他の経営状況と比較することにより分析することができる「ポジショニング」と、新しく技術導入する際の規模や経営を探る「シミュレーション」が行えます。先の「総合ポジショニング」は、表示項目が各データの主要項目に限定していますが、本システムでは、自分で任意に条件を設定した利用が可能です。今後の経営方針検討の際に、目指すべき経営像の概要を把握することが可能となり、経営方針の妥当性の検討にも活用できます。図−4は、例示として、「経産牛飼養頭数と経産牛1頭当たりの乳量の分布」を示しています。自分の位置を把握することができます。 

図−4 酪農全国基礎調査検索分析システムの表示例


 
 ダウンロードデータをパソコンで分析する機能 

 酪農経営データベースホームページからダウンロードするデータは、経済データと牛群検定データです。それぞれ自分のパソコンでデータを分析するためのシステム(プログラム)をCD-ROMで提供します(ただし、NNCS加入者のみを対象とします)。 

 システムは、(1)経済データを活用する「酪農経営分析システム」と(2)牛群検定データを活用する「牛群管理プログラム」があります。それぞれの機能概要を説明します。 

 酪農経営分析システム:ダウンロードした経済データの結果を表示したり、それらのデータを活用してシミュレーションを行うことができます(表−3)。 

表−3 酪農経営分析システムの機能


 
メニュー 機 能 概 要
経営分析結果作成 ホームページからダウンロードしてきた経済データを活用して経営分析結果を表示。
【個人経営用】
月別産乳差益と牛群検定成績
月別経営収支
生産費用と損益
貸借対照表とその分析
収益性と生産技術の分析
年間収支とその分析
固定資産台帳
借入金台帳
【法人経営用】
生産原価と損益計算
貸借対照表とその分析
収益性と生産技術の分析 
追加投資の検討 実績の頭数、生産技術などを変化させて、それに伴い収入、支出がどのように変化するか試算。生産技術の改善等による単年度での経営改善予測を行う。
短期シミュレーション 実績の頭数、生産技術などを変化させて、それに伴い収入、支出がどのように変化するか試算。生産技術の改善等による単年度での経営改善予測を行う。
長期シミュレーション 飼養規模拡大、飼養形態の変更、施設投資と資金借入など、長期(15年)の経営改善計画を作成。

 「経営分析結果作成」では、最近時の経済状況が年間の結果だけではなく月々の収支レベルでも把握することが出来ます。また、牛群検定データがある場合は、その月々の成績、年間の成績も表示されますので、経営と技術両面からの検討が行えます。更に、酪農経営データベースに蓄積されたデータを活用し、全国平均値等もあわせて表示されますので、比較検討分析も行えます(図−5は、「月別産乳差益と牛群検定成績」の表示例)。 

図−5 経営分析結果作成(月別産乳差益と牛群検定成績)の表示例

 「追加投資の検討」、「短・長期シミュレーション」は、経営改善予測を行うシステムです。ダウンロードした経済データを取込んで処理を行いますが、ダウンロードデータがなくても、実績を手入力した後、シミュレーションを行うことも可能です。 

 牛群管理プログラム:ダウンロードした牛群検定データを活用する分析に加え、自分で繁殖および疾病情報を入力し、繁殖管理が行えます。表やグラフなどを用いて、さまざまな角度から、個体、牛群の分析が行えます。個体に対するわずかな対応の遅れが、経営に大きく影響するのが酪農経営です。日々の判断材料として活用できます。 

 主なメニューは表−4のとおりです。 

表−4 牛群管理プログラムのメニュー


 
メニュー 名   称 内   容
繁殖管理メニュー 注意牛 繁殖情報をもとに、チェックが必要と思われる牛をリストアップ。
ステージ管理 搾乳牛を3つの泌乳ステージに分類したリストを表示。
クイックリスト 繁殖データを一覧表示。
空胎日数グラフ 各個体の実空胎日数をグラフ表示。
個体台帳 各個体の登録情報を記入する台帳を開く。
作業疾病リスト 過去1年間の疾病/作業分類による発生頭数と、該当牛のリストを表示。
分娩廃用牛リスト 過去1年間の分娩牛/廃用牛の頭数と、該当牛のリストを表示。
分娩予定牛一覧 1年間の分娩牛と分娩予定牛を計算し表示。分娩予定牛については、受胎率を設定し、予想分娩頭数の計算を行うことができる。
繁殖分布グラフ 産次、分娩後日数、授精回数、空胎日数の分布グラフを表示。
集計グラフ 履歴データに保存された繁殖集計データ(空胎日数、分娩間隔、受胎率等)の堆移をグラフ表示。
集計リスト 履歴データに保存された繁殖集計データをリストアップ。
牛群検定メニュー 検定成績リスト 取込んだ牛群検定成績データをリスト形式で表示。
乳量と乳成分の推移リスト 各乳成分について個体ごとのリストを表示。
乳量と乳成分(3項目)累計リスト 検定日の記録、累計の記録の乳成分のバランスをみるリスト。
乳量と乳成分のグラフ 乳成分グラフの種類は以下のとおり。
・横が分娩後日数
乳量、脂肪、蛋白、無脂固形、体細胞、体細胞リニアスコア、MUN、P/F比グラフ、MUN&蛋白
・横軸が乳量
脂肪、蛋白グラフ
・横紬がMUN
蛋白グラフ
これらに対しデータを産次別(初産、2産、3産以上)、授精別(未授精、授精、妊娠)に分類表示。
乳量と乳脂率の分布図 検定日の乳量と乳脂率の分布グラフ。
補正乳量と累計乳脂率の分布図 補正乳量と累計の記録を用いて個体、群の状態をみる分布グラフ。
産次別補正乳量グラフ 補正乳量を産次別に分類して牛群能力を把握、予測。
個体別成績リスト 各個体の累計成績のリスト。
検定成績の検討表 検定日の個体検定成績を表とグラフを交えて表示。
牛群の検定成績と経営情報リスト 検定日および前年同月の経営成績を比較し、その推移を把握。
年間管理情報(繁殖情報)グラフ
産次別検定牛頭数の推移グラフ 
繁殖成績を目標値と比較できる円グラフ。前年同月の成績と比較。
牛群の産次構成の検定月ごとの推移を、棒グラフまたは領域グラフで表示。
体細胞グラフィック 牛群または個体の体細胞データをグラフ・表で表示。
生産予測・
経営分析メニュー
経営状況 家計簿のように数値を入力し、グラフ表示。
生乳生産予測(農家) 1年間の牛群の生産予測を表示。
生乳生産予測(個体) 1年間の個体の生産予測を表示。

 紙面の都合上、すべての内容を説明できませんが、いくつかの表示内容を示しました。図−6は、繁殖管理メニューの「注意牛」の表示例です。未授精牛、繁殖(発情予定、妊娠鑑定等)予定牛、現在疾病中の牛などチェックが必要な牛のリスト(牛コード)が表示されます。日々の飼養管理に役立つほか、多頭数飼育でも個体を見逃すことがありません。 

図−6 注意牛

 図−7は、牛群検定メニューの「検定成績リスト」の表示例です。月々の検定成績を電子データで迅速に入手することが可能です。 

図−7 検定成績リスト

 図−8は、乳量と乳成分のグラフの例示です。横軸に分娩後日数、縦軸に乳量、脂肪、蛋白等をとり、これらに対し個体データを産次別(初産、2産、3産以上)、授精別(未授精、授精、妊娠)に分類して表示しています。 

図−8 乳量と乳成分のグラフ


 
 参加の手続きは?
○酪農家が参加する手続き 

○支援組織等が参加する手続き 

○酪農家のデータ利用の了承手続き

 酪農経営データベースへの参加手続きは、(1)酪農家の参加手続き、(2)支援組織等の参加手続き、(3)酪農家のデータ利用の了承手続きがあります。また、参加に当たっては、中央畜産会が作成した「酪農経営データベース利用規約」を一読下さい(本文では割愛します。中央畜産会のホームページ:http://cali.lin.gr.jp/dairy-db/join/kiyaku.htmlに掲載しています)。
 
 
 酪農家の参加手続き 

 (1)都道府県段階の事業実施主体は、各県畜産会です。詳細については、まず畜産会に尋ねて下さい。 

 (2)参加する場合は、所定の登録申請書に必要事項を記入いただき、畜産会に提出ください(後で記載内容の変更も可能です)。なお、登録申請書は、本会ホームページでも入手できます。 

 登録申請書記載の際に自らパソコンで自己分析を行う場合は、「NNCSを利用する」にチェックを入れて下さい。 

 (3)最終的な登録の確定作業は、中央畜産会が行っています。確定作業が終了次第、酪農家には、ユーザ登録通知書等関係資料を送ります(NNCSを利用される方は、分析ソフトの入ったCD-ROM、利用マニュアル等も併せ送ります)。 

 (4)登録通知書等が送付された段階で、本データベースへの参加登録が終了したことになります(パソコンを使う方は、ネットワークの設定、分析ソフトのインストール等作業が発生します)。
 
 支援組織等の参加手続き 

 (1)所定の登録申請書を都道府県畜産会に提出して下さい。 

 (2)支援組織の場合は、NNCSへの加入が前提となりますが、酪農家のデータ保護のためISDN回線を用意して利用して下さい。 

 (3)以降の手続きは、基本的に酪農家と同様です。
 
 
 酪農家のデータ利用の了承手続き 

 支援組織が酪農家のデータを活用するためには、酪農家の了承を必要とします。これは酪農家のデータの保護を目的とし,第三者が勝手にデータを使うことができないようにするための対応です。所定のデータ利用了承登録申請書にその旨を記載して畜産会に提出してください(申請書は、酪農家が了承する様式と支援組織が了承を得る様式の2種類があります)。
 
 NNCSを利用する場合は?
○自ら、データをダウンロードし、パソコンで自己分析を行う方は加入が必要 

○支援組織はISDN回線必須(酪農家は必須ではありません) 

○申込みは登録申請書で行う

 申込み 

 NNCSの利用申込みは「登録申請書」で併せて行えます。また、はじめは利用しなくても、後からNNCSを利用するなどの変更も可能です。
 
 
 料 金 

 NNCSの利用料金は、初回登録時の料金と月々の利用プラン料金等があります。月々の料金プランを選択して下さい(表−5)。 

表−5 NNCSの利用料金プラン


 
初回登録料金 5,000円 初回のみ
月額料金プラン プラン1
,600円
1時間/月
プラン2
800円
2時間/月
プラン3
1,000円
3時間/月
プラン4
1,800円
6時間/月
プラン5
3,000円
11時間/月
プラン6
5,000円
20時間/月
プラン7
8,000円
33時間/月
プラン8*
10,000円
無制限
その他月額料金 請求書発行手数料
,100円
 
固定IP手数料
,300円
*プラン8を選択された場合は、ISDN回線が必須となります。

 なお、中央畜産会から送付された「ユーザ登録通知書」に、NNCSの利用開始日が記載されています(参加申請時に開始月を記載されている場合は、その指定月(日)、記載されていない場合は、本会が設定する任意の月(日))。NNCS利用料金(プラン料金)は、その利用開始月は無料(サービス期間)です。ただし、サービス期間中であっても、指定したプランの利用時間をオーバーした場合は、オーバーした時間に対し、9円/分の超過料金が加算されますので注意して下さい。
 
 利用するパソコン等に必要な能力等は?
○パソコンのOSは、Windows 95、98、98SE
  
○ネットワーク回線は、 (1)ダイヤルアップ回線(INS64、アナログ回線等)
  (2)専用回線(64Kbps〜1.5Mbps)
  

 提供する分析ソフトからみると、パソコンのOSは、Windows 95、98、98SEは稼働可能です(マッキントッシュパソコンは対応いたしません)。NT、2000、Meについては、一部に不具合がでる場合があります。市販のアプリケーションについては、経済データを活用する「酪農経営分析システム」の長期シミュレーションを利用する際に、Microsoft Excel 97、2000が必要となります。 

 ネットワーク接続については、既にインターネットに接続できる環境であれば問題はありませんが、フレッツISDN、フレッツADSL、CableTVは、NNCSでは利用不可となっていますので注意して下さい。
 
 
 おわりに

 以上、酪農経営データベースの概要を紹介しました。本稿はどちらかというと酪農家の皆様に対しての紹介というスタンスで説明しました。 

 したがって、酪農家と支援組織では、説明する内容が若干異なりますが、その点は省略させていただきました(支援組織は、複数の酪農家のデータを利用できるため、酪農経営データべースホームページのスタイル、分析システムの操作画面に若干異なる部分があります)。 

 酪農経営データベースは、まだ、動き始めたばかりです。酪農経営データベースは、酪農家の個々のデータを蓄積していますが、蓄積されるデータが多ければ多いほど、全国、地域等の平均値等の加工集計データをいろいろな角度から提供することも可能となります。本会は関係団体と連携をとりながら、より皆様に使いやすいデータベースの構築を目指しますので、多くの方の参加と意見をいただきたいと考えています。 

(筆者:(社)中央畜産会事業第一統括部(情報業務))