ベールを使った工夫あれこれ

村 上 明 弘

 コンパクトベールやロールベールには次のような特徴があります。

移動や積替えが容易
重ね積みができる
ぬくもりがあり、断熱効果が高い
ラップベールには重いものがある
水の浸透を防ぐ工夫ができる
秋から冬にかけて貯蔵できる
少しずつ利用できる
種類が豊富→麦稈ロール、乾草ロール、ラッピングロール、麦稈コンパクト、乾草コンパクト、ビックベール…

これらの特徴を活かし、以下のような有効利用ができます。

寒さに弱い牛の保護
寒風避け
積み荷の側壁
鎮圧

 今回はこれらを使用したアイデアを紹介します。具体的には以下のとおりです。

カーフハッチ
寒冷時におけるハッチの前壁
屋外や吹抜け小屋における飼養時の寒風避け壁
屋外や半屋外における分娩牛や病牛管理小屋の壁
スタックサイロの側壁
ふん尿の流亡防止壁
水平サイロの重石
水平サイロにおける2次発酵の防止バンド重石
冷気浸入口のふた

  ●麦稈ロールによるカーフハッチ

●2次発酵防止の重石

●ロールベールサイレージの側壁バンカーサイロ

※原料の積み方

●寒風よけ壁

●ハッチの前壁


(報告者:北海道十勝北部地区農業改良普及センター・主査)