ヨーロッパ畜産、見て、聞いて、触れて(7)

梶 尾 規 一

 

<自動哺乳器>

 今回は、自動哺乳器を取り上げてみます。
 わが国でもこの装置の導入はここ数年盛んになってきたものと思います。冷却装置や加温装置が付いていて、一定温度のミルクで一定量哺乳でき、省力的だけでなく、衛生的にも優れていることが評価されています。
 今回の研修先では、最新式のシステムからごく簡単なものまで、色々な種類の装置を見ることができました。また、自動哺乳器だけでなく、省力化できるものは導入コストがかかっても進めていく合理的な経営姿勢がうかがえました。
 写真−1、2はドイツで見かけた自動哺乳器です。すでにわが国に輸入されているかもしれませんが、写真−1の様に冷却装置と加温装置が付いていて、一定温度のミルクで一定量哺乳できるコントロール機能を備えています。写真でも、きれいで衛生的であることがわかると思います。 写真−2は、乳首にあたる部分ですが、実際の母牛の乳首よりやや大きい感じがしました。また当然の話かもしれませんが、乳首は一つでした。哺育牛は個室(牛房)を与えられて、自分専用の乳首で、元気よくミルクを飲んでいました。

写真−1 冷却装置や加温装置が付いている (21589 バイト)    写真−2 自分専用の乳首で哺乳される (22321 バイト)


写真−1 冷却装置や加温装置が付いている


写真−2 自分専用の乳首で哺乳される



ヨーロッパ畜産、見て、聞いて、触れて(最終回) へつづく

(報告者:静岡県中部農林事務所畜産振興課長)


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